今回から、数回にわたって「部屋の地力」を見極める方法について述べていく。
この投資の「ミソ」は、単なる不動産投資ではなく「ヘヤカツ流」不動産投資というところにある。「ヘヤカツ」のスキルを活かし、部屋の地力を見極める――そうして、実際の価値より低く評価されている部屋を掘り起こし、投資に活かしていこう――という考え方なのである。
部屋の地力を見極めるうえで、最も重要なポイントが「日当たり」である。つまり「日当たりのいい部屋」というのが、その部屋の地力に直結する。
ただし、こう書くと「日当たりくらい、誰でも重視しているではないか」「それは何もヘヤカツに限ったことではない」と思われるかもしれない。
しかしながら、いざ都内の不動産を見て回ると気づくのは、部屋の価値における「日当たり」という要素は、実はそれほど重視されていない――ということだ。それよりも、前述したような「駅からの近さ」の方がよっぽど
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