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[Q&A]リトマス試験紙として「虚構新聞」あるいは「ちきりん」を利用する(2,251字)

2013/11/20 06:00 投稿

コメント:2

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[質問]
ハックルさん、こんにちは。
ハックルさんは以前、自分はよく未来予測が当たったり、人の見極めができると仰っていましたが、そういう判断をするときの何かコツというのはあるのですか?

[回答]
ぼくはいつも、何かの判断をするときに「リトマス試験紙」を用いるようにします。
「リトマス試験紙」というのはもちろん比喩で、対象そのものを直接的に見るのではなく、何かに反応したり、何かに映った姿を見るということです。

別のたとえでいうと、例えば「犬好きに悪い人はいない」という考え方を用いる――ということです。この場合「犬」がリトマス試験紙ということになるのですが、それに「人」がどう反応するかによって判断するというわけです。

世の中には、実は格好のリトマス試験紙がいくつもあるのですが、そのうちの一つとして最近注目しているのが「虚構新聞」です。
「虚構新聞」は、以前から人々を騒がせる記事を書いてたびたび炎上しているのですが、それをリトマス試験紙としてどう活用できるかというと、それを読んだ人々の反応で「センスがあるかないか」が見極められるのです。

「虚構新聞」は、それそのものはとても「つまらない」サイトです。しかしながら面白いのは、「センスがない人」にとってはとても「面白い」と評価されているところです。
そのため、虚構新聞を「面白い」と言っている人がいると、「ははあ、この人はセンスが悪い」と判断できるわけです。その逆に、虚構新聞を「つまらない」という人がいれば、「この人はセンスがいいのだな」と判断できます。

同様に、ネットの世界には「ちきりん」というリトマス試験紙もあります。
ちきりんを「面白い」と思う人は、「騙されやすく、人の良い人」です。その逆に、ちきりんを「とんでもない」と思う人は、「騙されにくく、堅実な人」です。
「ちきりん」は、ネットの世界では有名なので、これは大変使い勝手のいいリトマス試験紙です。


[質問]
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コメント

上記のリトマス紙は人の生きる力をチュウチュウ奪いげんなりさせる不思議な力がある。
反対にハックルブロマガは読むと生きる気力が湧いてくる、何が違うのだろうか..

No.1 133ヶ月前
岩崎夏海 岩崎夏海
(著者)

>>1
文章というのは正直なもので、どんなに取り繕っても、底意地の悪さがあると、それが透けて見えてしまうんです。

No.2 133ヶ月前
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