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2013/08/05 06:00 投稿

コメント:17

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ぼくの名前は岩崎夏海といいます。一般的には「もしドラ」の作者、あるいは作詞家である秋元康さんの弟子として知られていますが、ぼくの人生には、実はさまざまな紆余曲折――数多くの失敗や挫折がありました。

まず、子供の頃は野球に没頭し、甲子園に出るのが夢でした。「もしドラ」の舞台を高校野球に設定したのもそのためです。しかし、家庭の事情で野球部のない高校へ進むことになり、その道は断たれました。

大学は東京芸術大学美術学部建築科に進みました。
ぼくは、両親共に芸大出身の美術一家に育ったため、幼い頃から絵を描くのが得意でした。そして、あまり深く考えもせずこの学校を選んだのですが、そこに大きな挫折が待っていました。
というのも、美術が好きでその学校に来た同級生たちと比べ、情熱に劣るため、なかなか上達できなかったのです。そうして、最後まで好きになることもできず、せっかく入った大学でしたが、ただ卒業するだけに終わって

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コメント

物事を俯瞰的に見て抽象化したものに置き換えることで「不器用な人」を何か特別なものに当てはめて自分を正当化する必要がなくなる、というのも「生き方」という内的な知見や技術に宿る価値の一つでしょうか。

No.16 136ヶ月前
userPhoto 岩崎夏海
(著者)

>>16
その通りですね。
「自分を正当化する」というのは副作用が強いので、けっこう危ないのです。
俯瞰化、抽象化すれば、自分のことでも他人事のようになるので、冷静に受け止められるようになるんですよね。

No.17 136ヶ月前

えらくリアルで現代的な考え方とか言ってる人いるけど、
実はこれ突き詰めると原始仏教にいきつくんだよな。
要するにもう2000年ぐらい前からいう「聖人」だの「凄い哲学者」だのが言ってることと同じ。
当たり前だし普遍的、だけど外的要因に置き換えるほうが楽だから人はなかなかこの当たり前を考えることができないわけです。

No.18 136ヶ月前
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