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コメント
(著者)
>>1
政治家の人には基本的に国民に対する不信があります。彼らは賤しくわがままで自己中心的で聞き分けが悪いと思っている。しかしだからといって、それに合わせていたのではリーダーシップの発揮しようもありません。それはただの迎合です。今の政治家は、選挙に勝つためにどこまでも迎合している。それでいながら二言目には「リーダーシップを発揮していく」というのは、大きく矛盾していますね。
「セブン」という映画でモーガンフリーマン演じる老刑事がブラピ演じる血気盛んな相棒に
バーでこんな事を語るシーンがあります。
曰く
「お前は英雄になりたいんだろ、だがもはや人々は英雄なんか求めちゃいない。チーズバーガーを食って宝くじをやりたいだけだ」
「(私は)無関心が最大の美徳とされるような世の中はうんざりなんだ、真面目に働くより盗む方が楽だ、子供を育てるよりいじめる方がたやすい。だが愛には努力が必要なんだ」と。
20年近く前の作品ですが、まさしく今の世相を反映しているしこの映画の結末にもかかるお気に入りのシーンです。
私は心の充足や生きがいとは人に与えられたりするものではなく、自分で感じる相対的なものだと思います。
その上で最近問題だなと思うのは「おまかせ、かんたん」というキーワードです。
おまかせ高画質、おまかせ自動録画、おまかせ設置サービス、スマート○○といったものは楽して便利なものですがいざトラブルが発生した時におまかせだったために対処方法すら分からなかったり、マニュアルで行えば何倍も楽しめるはずの機能や愉しみがおまかせによって奪われているように思います。
簡単に手に入る物や楽して手に入れたものほど心の充足には結びつきにくいと思います。
愛に努力が必要なように。
(著者)
>>3
コメントありがとうございます。
仰る通りですね。何でも簡単に手にはいるようになるとありがたみは薄まります。便利は必ずしも幸せではない。
なのでこれからは、「愛」のような簡単に手に入らない分野を探すと面白いのではないでしょうか。そこにこそ人を幸せにするフロンティアはあると思います。
(ID:18341955)
おはようございます。
本日もとても興味深いお話でした。
この記事と先程の岩崎さんのツイートを読み、先日のニコ生選挙特番を少し見直しました。
ある政治家の方が言っていた「(日本経済に関して、国民は)他の国とは比べてなくて、それが当たり前だと思っている」という言葉が全てを表しているのだと思います。
どちらが先かはコロンブスの卵のような話ですが、結局は政治家達も景気回復が国民の望む事と思い込み、またそういう政策を打ち出そうとする政府を見て、国民も景気回復こそが今果たさなければいけない課題と思い込んでいる。
この、ある意味では負のスパイラルと言える循環を変えるには、より多くの人達が自分が本当に望むもの、生きる事の本質を見つける事が大事になってくるのだと思います。
またこれは常々、岩崎さんが仰っている「本質の時代」という事にも繋がるのですね。
本日も勉強になりました。