ハックルベリーに会いに行く

1994:その17(1,536字)

2024/05/30 06:00 投稿

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1994年は今から30年前である。1984年はそこからさらに10年遡った、今から40年前である。

その時代に、ユーミンとサザンがシャーマニックな働きをなし、日本の文化の方向性を、ある種決定づけていった。あるいは、すでに方向づけられた社会の動きに、彼らが言葉を与えていったということもできよう。「歌は世に連れ世は歌に連れ」というが、当時、この言葉はまさに彼らのためにあった。

変な話だが、ぼくの妻の岩間よいこは1985年4月の生まれである。つまり身ごもったのが1984年だ。そのため彼女の両親が、ユーミンやサザンが方向づけた世界線の中で恋愛をし、セックスをしていたのである。それで産み落とされた存在が岩間よいこである。さらにその岩間よいこが産み落とした竹という存在が、ぼくの子供にもなっている。なんとも不思議な話だ。

そう考えると、1984年の時代の方向性は、今現在も、全ての日本人にとって無関係とはい

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