「明日試してみたいこと」を持つためには訓練が必要だ。若いうちから、そういう癖をつけておかなければならない。
では、どのような訓練が必要か? どうすれば、明日試してみたいことを自然に、しかも継続的に持つことができるのか?
それには、まず「成長の喜び」を知る(あるいは思い出す)ことが必要だ。また、その本質を知ることが必要である。
人間にとって、成長は楽しい。「昨日できなかったことが今日できるようになる」というのは、とてもワクワクする体験だ。
実際、子供はそうしたワクワクを原動力に生きているところがある。それが推進力となるから、誰もがある程度のところまで成長できるのだ。
そんなふうに、「昨日できなかったことが今日できるようになる」ということにワクワクする気持ちは、誰もが生得的に持っている。それは本能だ。だから、あらためて身につける必要はない。
しかしながら、大人になるとその気持ちを忘れてしまう人
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