ハックルベリーに会いに行く

生きるとは何か?:その14(1,593字)

2021/12/14 06:00 投稿

コメント:1

  • タグ:
  • 生きるとは何か?
『アンナ・カレーニナ』という小説は、名前だけなら多くの人が知っているだろう。またトルストイという作家の名も、誰もが聞いたことがあるはずだ。文学史に燦然と輝く巨星、ロシアの文豪トルストイ。その代表作ともいえる傑作が『アンナ・カレーニナ』なのだが、残念ながらこれを読んだことのある人はきわめて少数だ。

しかしながら、今でも日本語訳が発売されているし、読もうと思えば誰でも読める。長いことは長いが、内容そのものは難しくなく、むしろ単純に面白い。

そんな『アンナ・カレーニナ』の2人の主人公、アンナとリョーヴィンが読者に暗示するものは、複雑ながらもシンプルな教訓である。それは、「非人間的な生活を送ると非業の死を遂げるが、人間的な生活を送ると幸せを得る」というものである。

これは、小学生でも受け取れるようなメッセージだが、しかし的を得ていると思う。『アンナ・カレーニナ』における2人の主人公の行く末は、この

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

面白い

No.1 35ヶ月前
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

ハックルベリーに会いに行く

ハックルベリーに会いに行く

月額
¥880  (税込)
このチャンネルの詳細