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FFVIIの功罪(1,724字)

2020/06/23 06:00 投稿

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今回は、FFVIIの功罪について考えてみる。

90年代に任天堂を逆転したソニー・スクエニ連合は、2000年代後半から一転その勢いを衰えさせ、代わって任天堂が再び鮮やかに浮かび上がってくる。

なぜこうした現象が起きたのか?
そこには、FFVIIという作品のもたらした功罪がある。良くも悪くもFFVIIが、ソニー・スクエア連合を一時の頂点へと導き、また再びの転落へと招くのだ。

さて、そんなゲーム業界の分水嶺ともいえるFFVIIは、1997年にリリースされる。それ以降、スクエニは基本的にFFVII的なものを追求し、一方で任天堂は、FFVII的なものを避ける。ここで、明暗が分かれる。

任天堂の再浮上において鍵となるソフトは、スプラトゥーンとゼルダの伝説BotWだ。両者はそれぞれ、海外で流行していたFPSとGTAを「任天堂風に解釈」し、再定義した。上手に換骨奪胎し、世界的な評価を受けた。

つまり、任天

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