最近の世間では、件の自殺事件を受けてネットの誹謗中傷を規制する一方、批判ならよしとする流れができそうである。が、ぼくからすると誹謗中傷の方がまだ社会に与える害悪は浅く、むしろ批判の方が深刻なダメージを与えると考えている。だから、この流れには首肯しかねる。
そもそも日本人は、「批判」というものに全く慣れていない。そのため、するのもされるのも下手くそで、ほとんどの人が対処を誤る。逆に悪口ならとても慣れているから、まだ対処もできるのである。
また、それとは別に多くの日本人が、誹謗中傷と批判を区別することができない。「バカ」などの分かりやすい誹謗中傷なら区別はつくが、批判に見せかけた紛らわしい誹謗中傷はそれと見分けられないのだ。
例えば「そんなことを言っていいんですか?」という言辞がある。これは反語である。
「反語」というのは、その言葉の後に反対の意見が続くということだ。つまり「そんなことを言って
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コメント
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(ID:12768952)
確かにツイッターで議論なんて無理でしょうね。今までもそうだったと思うけど、それが明白になったというか。