信用というのが売り買いできるようになって、経済は飛躍的に回るようになった。
例えば、新しい建築物を建てたいとなったとき、100年くらい前まではお金を誰かから借りるのが難しかった。そこで担保となるものが必要だったし、なんなら現金を用意しなければならなかった。
つまり「信用」が足りない状況だ。「信用が足りない」というのは、世間の「将来に賭けよう」という気持ちが少ないのである。「未来がもっと良くなる」という気持ちが足りない。そうなると、借金が難しくなるから、建物はなかなか建たない。
そんなふうに、借金の返済はいつでも未来において行われる。だから信用は、基本的にはその人の「今」というよりは「未来」に対して判断される。
そのため、未来に対してネガティブな気持ちを持っている人が多いと、お金を貸す人が減り、結果的に経済が回らなくなって、進歩や発展もままならなくなるのだ。
ところで、「未来への夢」や「信用
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