映画のサンプリングについて研究する:その2「『アンタッチャブル』と『戦艦ポチョムキン』」(1.785字)
ぼくが映画のサンプリングを最初に意識したのは1987年に公開された映画『アンタッチャブル』(現代『The Untouchables』)においてだ。
「アンタッチャブル」とは「触れてはいけない」という意味で、禁酒法の時代、マフィアのドンだったアル・カポネを逮捕しようと、合衆国財務省の捜査官たちは不可侵的な捜査(マフィアからの賄賂を受け取らないという意味)を行ったため、こう呼ばれた。そんな彼らの活躍を戯画化して描いたのが本作品である。もともとはテレビの連続ドラマとして大ヒットしたものを、リバイバル的に映画化したのだ。
この作品の中に、乳母車が階段を転げ落ちるシーンが描かれている。これは、映画『アンタッチャブル』を見るとすぐに分かるのだが、非常に意識的に、目立つように描かれている。わざわざスローモーションまで使ってたっぷり乳母車を見せている。
ぼくは、大学生のときに映画館でこの作品を見て、そこに
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コメント
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(著者)
>>1
ありがとうございます!
良かったです。