子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント：第5回（1,698字）

仕事（学校）というのは、人間にとって生活の大きな割合を占める。仕事をしている時間が仮に一日八時間とすると、三分の一は仕事をしているということになる。

だから、そこが「自分の居場所になること」はとても重要だ。そこに自分の居場所が見つけられないと、人生の三分の一を寂しい思いを抱えながら生きていかなければならなくなる。

それを考えると、仕事をすることの最も大きな意味は、実はお金を稼ぐこと以上に「居場所を見つける」ということにある。特に現代では、社会が豊かになったのでよっぽどのことがない限り、お金がなくて死ぬということはなくなった。どんなにお金がなかったとしても、どうにか生きていくことはできる。

そういう時代に、仕事の「社会参画」という役割は、ますます重要になってきている。従って、「仕事とは何か？」ということを定義するとき、まず認識しておかなければならないのはこのことである。

その次に来るのが、「