地理を勉強する上で重要なのは、まずは「全体像を把握すること」である。その上で、位置関係を把握することだ。世界地図でいったら、各国の位置や大きさ、距離感などをざっくりと掴んでいく。
ちなみに、「全体像を把握し、ものの位置や大きさ、距離感などを把握するという行為」のことを、地図を作るという意味で「マッピング」といったりする。これは、ビジネスを初めてとして何かのものごとを生産的に、また効率的に進める上では非常に重要なテクニックとなっている。地図を作るとは、そういう形容詞になるくらい、人間にとって重要な作業なのだ。
そうした意味でも、とにもかくにも「地図」がだいじなのである。地球においては地を這う虫のような存在でしかない人間が、たとえ擬似的にでも神のような広い視点を得、そこから「進化」という分不相応なくらいに大きな成果をあげることができたのは、一にも二にも地図を作ったおかげなのだ。
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