今、世の中には何が求められているか?
その一つとして、エンターテインメントコンテンツ(以下「コンテンツ」)があると思う。
なぜなら、人々の余暇が増えたからだ。
そして人は、まだ余暇にそれほど慣れていない。これまではたくさんの仕事があったから、それが時間を埋めるのに大いに役立っていた。しかし今は仕事が少なくなってきているため、余暇がどんどん増えてきている。
そういうときに、コンテンツは余暇を埋めてくれる。だから、コンテンツの需要は高まっているのだが、その需要の高まりが急すぎて、コンテンツの創出が追いついていない。つまり受給のバランスが崩れている。これは大きなビジネスチャンスである。
ところで、昭和の中頃、子供たちがなぜマンガを貪るように読んでいたかといえば、それは彼らが暇だったからだ。昭和の子供たちにはたくさんの余暇があった。それを埋めるものとして、マンガがものすごい勢いで広まった。
マンガ
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