なぜ勉強するのか?:その29(1,971字)
そもそも、「夕方」というのはどういう言葉なのでしょうか?
地球には、天体の動きによって明るくなるときと暗くなるときがあります。いわゆる「昼」と「夜」です。太陽が見えているとこの世は明るくなり、太陽が地球の影に隠れると、暗くなっていろんなものが見えなくなります。
この二つの現象はとてもはっきりしているので、すぐに「昼」と「夜」という二つの言葉ができました。そして夕方は、そんな昼と夜の中間として位置づけられています。昼が夜に変わっていく、その境目を「夕方」というわけです。
ただし、その定義は必ずしもはっきりしているわけではありません。なぜなら、昼と夜は境界線がきっちりとは決まっていないからです。また「夕方」のあり方も、一年の中のそれぞれの季節によっても違ってきますし、天気によっても違ってきます。けっして極端な言い方ではなく、全く同じ夕方が二度以上起きることはありません。夕方は、無限に多様な姿を
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
コメント
コメントを書く