ハックルベリーに会いに行く

「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第15回(1,915字)

2017/06/15 06:00 投稿

  • タグ:
  • 勉強の仕方
  • きみは勉強ができないんじゃない
日本語というのは、世界のさまざまな言語の中でもきわめて特殊なポジションにある。
それは「変化が激しい」ということだ。
英語では、400年前に書かれたシェークスピアの戯曲を原語で読める。スペインでも、400年前に書かれた『ドン・キホーテ』を原語で読める。
しかし日本で400年前というと江戸時代で、大坂夏の陣が行われた頃だ。その頃に書かれた文章を今読める人はその道の専門家しかいない。それどころか、200年前の日本語だってほとんど読めない。ぎりぎり100年前の夏目漱石あたりから読めるようになるが、それでも、昭和に書かれた文章だっていたって読みにくい。

なぜそうなるかというと、日本語は変化が激しいからだ。そしてなぜ変化が激しいかというと、内部における流行の移り変わりが激しい訳ではなく、外部からたくさんの言葉が流入し、その影響を受けざるを得ないからだ。それが理由でどうしても変化してしまうのである。

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

ハックルベリーに会いに行く

ハックルベリーに会いに行く

月額
¥880  (税込)
このチャンネルの詳細