ハックルベリーに会いに行く

マンガにおける映画的表現とは何か?(1,957字)

2017/05/08 06:00 投稿

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません
辰巳ヨシヒロの『劇画漂流』というマンガを読んだ。
マンガの歴史を調べる中で読んだのだがとても面白かった。「劇画」がどのように生まれたのか、劇画という言葉を作った著者の半自伝的マンガの中で詳らかにされていくのだが、時代背景や当時の世相、風俗もよく分かって面白い。

2a99617b143742b5ca4bb66d8dcec31879e18c60


この『劇画漂流』を読んだり、あるいは『劇画バカたち!!』という同じく劇画を作った一人である松本正彦のマンガを読んだり、有名なトキワ荘について描かれた藤子不二雄Aの『まんが道』を読んだりして分かるのは、彼らが「浴びる」ように映画を見ていることだ。これはけっして誇張ではなく、マンガを描きながらでも本当に毎日見ていた。毎日二本見ている者さえいた。それくらい彼らは映画を見ていたし、映画を見ずにいられなかった。

e38babf4d27d2a97b7e4ad27fbcc97baa8aba7bc

4c3b1272801e9b7bebe7ace36a33ba5fd367dff3

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

ハックルベリーに会いに行く

ハックルベリーに会いに行く

月額
¥880  (税込)
このチャンネルの詳細