ハックルベリーに会いに行く

あしたの編集者:その6「『プロの興味』と『アマの興味』」(2,037字)

2016/07/21 06:00 投稿

  • タグ:
  • あしたの編集者
人間は、「自分と関係がある」と思えると、その事象に興味を持てる。
そして、編集者は「人間の興味をひもとく」というのがだいじな仕事の一つだから、「人間の興味の本質」について知っておく必要がある。

「人間の興味の本質」について知るためには、ある事象に興味を持っている人を観察して、「なぜこの人はこの事象に興味を持っているのだろう」と考えてみるといい。
例えば、長嶋茂雄を観察して「なぜこの人は野球が好きなのだろう」と考える。
あるいは、羽生善治を観察して「なぜこの人は将棋が好きなのだろう」と考える。
考える対象は、何も有名人でなくともよい。例えば親戚の男の子が昆虫好きだったら「なぜ彼は昆虫が好きなのだろう」と考えてみる。そうすることで、「人間の興味の本質」が見えてくる。今日は、そのことについて見ていきたい。


例えば、あなたが編集者だとして、「素数」の本を作ることになったとする。
そうしたら、まずは

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

ハックルベリーに会いに行く

ハックルベリーに会いに行く

月額
¥880  (税込)
このチャンネルの詳細