教養論その36「自分を正しく認知するために役立った教養(後編)」
高校生くらいになると、映画が教養として役立つようになった。
例えば『二十四の瞳』『七人の侍』『ゴッド・ファーザー』『フォレスト・ガンプ』などから、人と人との関係性――つまり人間関係、特に「家族とは何か?」ということを学ぶことができた。
人間は、環境に左右されながら生きている。だから、人間を理解するにはそれを取り巻く環境をも理解する必要がある。
その人間の環境にとって、最も重要なものの一つが「家族」だ。だから、「家族」を理解することは人間を理解する上では欠かせないのである。
上に挙げた映画は、どれも「家族というのは必ずしも絶対ではない」ということを教えてくれる。もっというと、家族の「負」の側面について教えてくれる。
家族というのは、重要であることには疑いの余地がないが、実は正しいことがほとんどない。それは、ほとんどの場合「負」である。
ほとんどの家族は、実は失敗している。その意味で、ほとんど
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2016/05/04(水) 06:00 [Q&A]クリエイションの現場でアンコントローラブルを痛感することは?(1,806字)
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