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     * 堀潤のテレビでは言えない話 vol.34 *

     ~「マレーシア航空機撃墜 ミサイル装置の持ち主」の巻~

         

      発行:8bitNews  2014.7.20 (ほぼ日刊)

               

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「旅×報道 ジャーナルツーリズム」実施

皆さん、おはようございます!
今朝は僕は福島県いわき市に来ています。
昨晩、名古屋での番組収録を終えてそのまま新幹線、常磐線と乗り継ぎ
いわき市に入りました。

何を目的にやってきたかというと「8bitNews」が「Le toit」と共催する
「旅×報道 ジャーナルツーリズム」に合流するためです。
一般の皆さんがメディアで働く私たちと一緒になって現場を旅しながら
取材し発信スキルを磨くというプロジェクトで、今回が二回目の実施です。

一回目のリポートがこちらに掲載されていますので、関心のある方は
覗いてみてください。

さて、今回のテーマは『今こそ「福島力」を伝える旅』。

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東日本大震災や原発事故後、福島県では復興に向けてどのようなチャレンジが
続いているのか。一般の皆さんがまさに直接現場を訪ね、自らの目と耳と心で
現場を知るという試みです。

先日、都内で事前ワークショップを開催。

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社会学者の開沼博さんや「Le toit」主宰で博報堂クリエーターの山田エイジさん
を講師に迎え、福島県の現状や現場の声、取材方法や番組企画の立て方などに
ついてレクチャーしてもらいました。

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今回の参加者はおよそ12名。
いわき市の温泉宿に泊まり込み、昼は取材、夜は企画会議。後日東京に戻ってから
今度は編集ワークショプ。そうしてできた現場ルポをてれびのニュース番組で放送
するという流れです。

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漁業、商業、観光、行政、など既に様々な現場を参加者と共に取材しています。
この詳細は、後日またブロマガで報告しますね!

僕は昨晩午後10時過ぎにJR湯本駅に到着。
宿にいるみんなにお酒でも差し入れしようと思い駅前のコンビニによったところ、
店長の女性に「あれ?ひょっとして。。。堀潤さん???NHKで見てたのよー!!」
と声をかけられ、まるで昔からの知り合いのように話が弾み仲良くなりました。

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元々は仲通りでお店をしていたそうですが、30年程前にいわきやってきたとか。
それにしても、福島にくると毎回思うのですが、みんな本当に優しい。
いつもこちらが逆に元気をもらって帰ってきます。

「堀さん、しっかり伝えてね!だいぶ日常が戻ってきたけど、ここらへんでも
まだまだみんな色んなもやもやを抱えて生活しているんだから」とお姉さん。

名刺が切れてしまっていたので、メモ用紙に名前と電話番号とメールアドレスを
書いて「いつでも連絡してきてください」と言葉を添えて渡しました。

皆さんも、機会があれば是非湯本駅前のコンビニを覗いてみてください!

ではでは、本日のコンテンツです。
今日は国際ニュースをテーマにお伝えします。

今回はウクライナ東部上空で撃墜されたと見られるマレーシア航空機について、
専門家へのインタビューをお届けます。



それでは本日のコンテンツをお楽しみください。


皆様からのご意見やご感想は、
info@8bitnews.org までお寄せください!


お待ちしております!!!



▼前回「Vol.33」へのリンクはこちらです。

[リンク] http://ch.nicovideo.jp/horijun/blomaga/ar572987



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┗■  03.海外深読み 世界のニュースから

   

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シリーズ『海外深読み 世界のニュースから』。

グローバル化が進み、今や海外のあらゆる動きは

私たち日本での生活に直結しています。

ただ、なかなか普段ふれていないだけに、海外ニュースを

突然ながめていてもよくわからないという声も聞きます。

そこで、このシリーズでは、海外の時事問題を中心に、

専門家の意見や見方などをお伝えしていきます。

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マレーシア航空機撃墜 巨大装置の搬入見たか?

東京財団研究員・ジャーナリスト畔蒜泰助さんインタビュー

マレーシア航空の旅客機が現地時間17日、ウクライナ上空で撃墜され乗客乗員298人全員が死亡した。
マレーシア航空ボーイング777はアムステルダムからクアラルンプールに向かう途中、ロシア国境から50キロほどの地点の上空でミサイルによって撃ち落とされたという。
民間航空機を撃墜したのは誰か?
親ロシア派とウクライナ政府はそれぞれ自らの関与を否定し、非難の応酬を交わしている。
ニューヨークでは国連安全保障理事会が緊急会合を開かれ、国際的な調査を求める決議案を提出した、
イギリスのキャメロン政権は、国連主導による調査の必要性を訴えている。
一体、ウクライナ東部で何が起きているのか?
ロシア政治などが専門の東京財団研究員・畔蒜泰助さんに聞いた。
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高度1万メートルに届くミサイルシステムとは?

堀)

ミサイルで撃墜されたという報道が出ていますがどうご覧に?


畔蒜氏

一番の関心事は誰がこのミサイルを撃ったのか?ということだと思うんですよね。このところ出ているのが、親ロシア派の武装勢力が撃ち落としたという情報が沢山出ているわけですが・・・。


堀)

新ロシア派の武装勢力のリーダーがSNS上で、輸送機を撃墜したと写真付きでアップした後に、その記事を削除したということも報道されていましたよね。つまり、誤射というのもあったのではないかという声もあがっていますが、この情報の信憑性をどうごらんになっていますか?


畔蒜氏

そもそも、彼らがこのミサイルを本当に持っていたのかどうかというのは、具体的に確認されていないんですよね。


堀)

かなりの高度、1万m程の上空を飛ぶ民間の航空機を撃墜するというのは相当高性能のミサイルではないとできないですよね?


畔蒜氏

そうですね。可能性としては二つあってですね。