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「久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン」

日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生タックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信)


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[ニコ生タックルズ放送まとめ!]久田将義×中田薫【ニコ生タックルズ未解決事件ー消えた殺人者たち】

皆様、こんばんは!(こんにちは!)
ニコ生タックルズの編集を放送まとめページ担当です。
今回は9月4日に放送した久田将義×中田薫【ニコ生タックルズ未解決事件ー消えた殺人者たち】のまとめ記事になります!




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久田「今日は未解決事件および不思議な事件の特集です。今日のゲストはライターで編集者でデザイナーの中田薫君です。」
中田「こんばんは。」
久田「まずはうしろに戦後の未解決事件がずらっと貼ってあるのでざっくりと触れていきましょうか。後半は中田くんが持ってきてくれた事件を語ろうと思います。みなさんからの質問にも出来る限り答えていきます。よろしくお願いします。」


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久田「うしろに貼ってあるのを見ても、95年前後ごろから2000年の前半って今でも大きな注目を集める未解決事件が多いですよね。95年に『八王子スーパー強盗殺人事件』、2000年末には『世田谷一家殺害事件』。」
中田「大新聞で報道されていない未解決事件も多いですね。」
久田「この番組の趣旨として、忘れ去られてしまう事件を取り上げることによって、風化させたくないって思いがあります。事件を取り上げることでまた注目が集まりますから、解決に繋がるようにね。」
中田「これだけあるとどっから話していいか分かりませんね。」
久田「コメントでも色んな事件名が流れていますね。『東電OL殺人事件』は冤罪だったのでまだ未解決事件ですね。最近では『恋の罪』って映画の題材になりました。『多摩マンホール事件』は取材に行きましたね。この本の装丁は中田くんにやってもらいました。」

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中田「マンホールの下に保母さんの死体があったんですよね、しかもマンホールは特殊工具がないと開かない構造になっています。これは不思議な事件でしたね。」
久田「『名古屋妊婦殺人事件』はものすごく猟奇的でショッキングな事件です。」
中田「取り出された赤ちゃんは今は外国で名前を変えて暮らしているようです。第一発見者が旦那さんで、電話しようと思ったら電話がなかった、という、ね。」
久田「『井の頭公園バラバラ殺人事件』も猟奇的だし、90年代半ばの事件ですね。」
中田「『世田谷一家殺害事件』もみんな興味あるみたいですね。犯人韓国人説が最近は主流です。靴が韓国製であることと、軍隊訓練を受けた人間の犯行であること、などがその理由です。殺害方法が残酷なので怨恨説も出ました。」
久田「なんで捕まらないんでしょうね。毎年年末にTVで特集が組まれています。」
中田「『新潟少女監禁事件』の犯人は刑期を終えて出所したようですよ。」
久田「中田くんは新潟出身ですよね?」
中田「友人のお母さんが小学校当時の犯人の担当だったんですけれど、非常におとなしい子だったようです。大犯罪を犯すようなタイプではなかったと。9年間監禁されていた少女はまだちゃんと歩けてないみたいです。運動障害が治らない。」
久田「少女のことを思うと相当残酷ですよね。トラウマどころじゃないですね。」
中田「同居していた母親は罪に問われなかったんですよね。」
久田「これは未解決事件ではありませんが、『綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件』も母親は罪に問われていませんね。気づいていたはずなんですが。これは少年犯罪史上最も残酷と言われている事件で、犯人たちは今では社会復帰してふつうに生活しています。出所してからも罪を犯しているようですが。」
中田「『名古屋アベック殺人事件』の犯人も出所していますよ。ふつうに家庭も持っているようです。猟奇殺人者や性犯罪者は再犯率が高いので、日本でも追跡調査が必要かも知れませんね。アメリカでは体内にGPSを取り付けますよね。」
久田「『神戸連続児童殺傷事件』の酒鬼薔薇聖斗も出所していますよね。」
中田「酒鬼薔薇聖斗に関しては追跡調査しているようですよ。そんな噂があります。小動物殺しからエスカレートしてついに人間まで殺してしまった。」
久田「ネコを殺し始めるとそういう兆候ですよね。」
中田「近隣でネコなどの小動物の異状死があるとサイコパスが住んでいる可能性が出てきますよね。小動物殺しは前触れだと思います。
久田「アイドリング的にコメントを拾いながら注目度の高い事件に答えていきましたが、他に気になる事件はありますか?」
中田「たくさんありますね。なにから話しましょう。」
久田「質問もいっぱい来ているようなので、答えていきましょうか。」

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【質問:世田谷一家殺害事件について】
質問「いつも楽しく拝見しています、警視庁のWEBサイトにおいて、『世田谷一家殺害事件』に対する情報提供を呼びかけています。この中でお地蔵さんが情報提供の対象に追加されているのですが、お地蔵さんは事件にどのように関わっているのかご存知でしたら教えて下さい。」

中田「確かにあのお地蔵さんよく分からないんだよね。」
久田「御札が被害者宅の玄関に貼ってあるんですけれど、そういう宗教的なものが関係あるんですかね?もし犯人が本当に韓国の軍隊経験者だとあんま関係ないだろうしね。」
中田「あの家は拡張工事で立退きの噂もあったんですよね。でもお地蔵さんはよく分からないな。」
久田「警視庁が今ごろこういう情報出すってことは捜査が行き詰まっているんでしょうね。」
中田「警察も犯人しか知り得ない情報を出してないこともありますから、それに関する一般情報を求めるというのはどうなんでしょう?新たな展開があるんでしょうか?年末になるとまた世田谷の話出ると思いますね。」
久田「色々怪しい情報がありすぎて分かりませんね。」


【質問:和歌山毒入りカレー事件について】
質問「『和歌山毒入りカレー事件』について質問です。私はあの事件は冤罪の可能性が高いと考えていますが、二人のお考えを聞かせてください。」

久田「保険金詐欺とかあの辺は犯人なんでしょうけれど、殺人に関しては全部情況証拠だけじゃないですか、もしかしたら殺意なく殺してしまった可能性はあるんじゃないかなと思いますね。」
中田「僕は冤罪だと思っているんです。まず林真須美に動機が見当たらないですよね。無差別大量殺人をする動機がない。彼女が保険金詐欺師であることは間違いないと思います。旦那さんと組んで保険金を搾取していたんでしょうが、町民を的にかけて無差別大量殺人する動機が見当たらない。カレーから採取された薬物がヒ素ってことですけれど、試料が少なすぎて分析ができてないって言う人もいます。あれが本当にヒ素だったかどうかも分からないんですよね。」
久田「ヒ素も一致していない可能性があるんですか?そうすると犯人は誰なんだって話にもなりますね。」
中田「別の薬物だとしたら冤罪の可能性はかなり高まりますよね。『帝銀事件』も平沢さんが死刑囚のまま獄死してしまいましたけれど、薬物は青酸カリって言っていたんですが、科学者に言わせると別の薬物だったんじゃないかって言われているんです。軍関係者しか手に入らない薬物が使われたんじゃないかと。だから和歌山についてもヒ素かどうかもう一度検証が必要ですよね。
久田「死刑はもう確定しているんですよね。」
中田「情況証拠だけで死刑に持って行っちゃったんです。自白なし。動機なし。だからこの状況のまま死刑が執行されることはないと思いますね。」
久田「最近状況証拠だけで有罪に持っていくことが多くないですか?『木嶋佳苗事件』もそうですし、『上田みゆき事件』もそうですよね。情況証拠だけで死刑っていうのはちょっと乱暴ですよね。
中田「自白してないですからね。犯人じゃなかったらたいへんなことですよ。」
久田「死刑冤罪はほんとうに怖いですよね。」


【質問:上智大学女子大生殺害事件について】
質問「最近またニュースになった『上智大学女子大生殺害事件』について語ってください。2階の遺体にかけられていた布団に付着した血液から犯人のものと思われるDNAが検出され、1階で発見されたマッチ箱に付着したDNAからも一致したことが報道されました。」

久田「あの女子大生は可哀想ですよね。もちろんすべての犠牲者が可哀想なんですが。留学する直前で、母親とも一緒にいたのに2階に行った数時間で殺されちゃって。現場は葛飾の柴又ですよね。僕も現場に行きましたが、現場に行くまでがかなり大変なんですよ。柴又って寅さんで有名な街ですが、東京の下町で静かな住宅街なので、何回も下見しないとなかなか辿りつけないですよ。犯人は被害者宅を何回も下見したのか、それとも土地勘があった人物なのか。
中田「DNAが一致したということなんですが、一致しただけじゃ犯人を捕まえるには至らないですよね。警察が持っている資料に照合をかけて該当者がいればいいですけれど、なかなかそうも行かないでしょうからね。」
久田「スリッパを玄関に揃えていたとか言うから、顔見知りじゃないかって話もあります。」
中田「大学サークル内の人間とか色々容疑者は浮上したんですが、該当者なしということですよね。あれだけ世の中を賑わした事件ですから、警察も真剣に捜査していると思いますけれどね。」
久田「スリッパ揃えているとか、遺体に布団をかけているとか、ちょっとストーカー的な歪んだ愛を感じますけれどね。」
中田「『栃木小1女児殺害事件』みたいに、未解決事件で迷宮入りじゃないかって言われていた事件も解決しましたからね。時効が撤廃された今ではまだ諦めずに捜査して欲しいですね。
久田「時効は撤廃した方が絶対にいいですね。遺族のことを思うと事件を期限で区切るのはありえないじゃないですか。
中田「でも時効を撤廃しても警察の扱える事件がどんどん増えていきますから。」
久田「確かにそうなんですが。遺族は一縷の望みにかけたいって思いますよね。」