先週金曜日(2日)、上川法務大臣、河野行政改革担当大臣との「2+1」を実施しました。私から、法務分野のデジタル化について、両大臣とともに議論したので、主に3点を報告すします。
1点目は、戸籍におけるカナ氏名の整備等についてです。令和6年に海外利用が始まるマイナンバーカードの氏名をローマ字表記できるように、システムの準備等が間に合うよう、個人のカナ氏名を戸籍の記載事項とするための法案を国会に提出することとしました。
2点目は、在留申請手続のオンライン化についてです。法務省で整備予定の在留外国人本人による在留関係手続のオンライン化については、将来の在留カードとマイナンバーカードの一体化も踏まえ、在留カードによる申請ではなく、民間のオンラインサービスに提供するマイナポータルAPIを活用するなど、マイナンバーカードによる申請について令和3年度中の実現を目指すこととしました。
3点目は、商業登記電子証明書の改善についてです。商業登記電子証明書のクラウド化を含めた改善については、さらなる料金の低廉化や利便性の向上にもつながり得るものであるため、今後検討を進めることとしました。私としては、今年中に検討すると供に、早期に実現できるよう次期成長戦略に位置付けたいと考えています。
詳細については、引き続き、法務省などの関係省庁と事務方(IT室及び番号室)で検討を進めて参ります。私としても、3大臣で法務分野のデジタル化を着実に推進して参ります。