今から2000年も昔の古代ローマの神殿に
世界最初の自動販売機が出現した!
「ヘロン」が作ったその自動販売機で販売されていたのは
”水”だった!
それはこんなのだったそうだ!
神殿に設置されていたという事は
販売されていた水は恐らく
飲料水ではなく聖水だったのだろうと言われている!
だから絵は嘘だ!
おさむ「うちの娘が狐に憑かれて困ってますねん!」
まさと「大変ですなぁ!
そんで神殿に来なさったんか!」
おさむ「はいな!
せやけど偉い人おれへんねん!
聖水もろて帰らな嫁にどつかれますわー!
どないしよ!」
N 「そんな時にも安心!
自動販売機の”へろん水”!」
ぼんち「24時間!買えまっせー!」
(近畿ローカルCM ”へろん水〜狐憑き編”)
コンビニエンスストアの発達と乱立によって
恐らく我々はこれから20年以内に
飲み物以外の自動販売機が絶滅するのを
目の当たりにするのではないだろうか?
迫害を受ける煙草の自動販売機であれば
5年以内に!
電気屋さんの前に置かれて久しい
乾電池の自動販売機は
今日から3ヶ月以内に絶滅すると私は見ている!
(大阪空港搭乗ゲートに設置された”りんご”販売機)
「うどん」や「そば」の自動販売機を覚えている人は多い!
私がその話をすると40代以上のたいがいの人は
「ドライブインとかサービスエリアにあるやつですよね?」
と言う!
間違っている!
本当にあるのならば写真に撮って見せて欲しい!
そんな物はもうほとんど存在しない!
「あるやつ」ではなく「あったやつ」だ!
実際のところ稼働している”そば&うどん自動販売機”は
日本国内にほぼ数台しか存在しない!
そんな麺類自動販売機は世間から大きな誤解を受けている!
「どこかの工場で安価に作られた質の悪い食品を
どこかの業者が自動販売機の中に放り込み
ひたすら小銭をぼったくる機械!」
あなたもそう思ってはいないだろうか?
もしもそうならばとんでもない誤解だ!
あの機械から提供される麺類は
実はそれぞれの機械の持ち主が
ちゃんと調理して販売機の中に入れている物なのだ!
例えば有名な例で言えば
「山形県天童市」の自動販売機処
「ドライブインアメヤ」だ!
そこではお店のオーナーが手打ちした本気のそばを
あの自動販売機に入れ
驚くなかれ
天ぷら手打ちそば一杯を300円で提供していた!
それを知った私は
次の帰郷の際には必ず食べに行こう!
と興奮し
それならばと名曲『帰郷』を歌った天童市の怪人
「ミッチーチェン」に事前調査を依頼する事にした!
その時の写真をお見せしようとしたところ
保存していなかった事に気づいた!
「あの時の写真をまだ持っていたら送ってもらえないか?」
とLINEを打電したところ
「なくなってしまったので
今からまた行って来ます!」
と返信が来て
連絡が途絶える事数分!
これらの写真が送られて来た!
前回撮影してもらった時点で
機械故障による販売終了は知っていたのだが
遂には記念として残すべき伝説のマシン「川鉄CV-10」が撤去され
ただの”雨宿り場”になってしまっていた!
このようにして
ガイドブックとは無縁な日本の大切な名所が
次々と消えて行くのだ!
しばらく『ひろぐ』を中止してる間に
そんなミッチーチェンは
謎の韓流歌手「チェン・タンソク」と名を変え
とんでもなく奇妙なシングルを発表していた!
聴いたが最後!
あるフレーズがしばらく頭の中を回り続ける珍曲を
是非とも聴いていただきたい!
ただしこのビデオのエンディングには
一杯15円ほどの価値しかない!
『トッポギとチヂミと私』チェン・タンソク
群馬県伊勢崎市!
できれば近づきたくもなかったその土地に
ワークショップ「伊勢崎大王ファーム」を行うべく潜入した!
町の自慢がハーゲンダッツ工場という
腹の底から他力本願な町「伊勢崎」!
そんなところに何か私の興味を引く
”ひろぎスポット”があるのだろうか?
私は伊勢崎に向かう前にインターネットで
伊勢崎における”ひろぎスポット”を検索した!
すると!
とんでもない場所を発見した!
「自販機食堂」!
なんとそこでは!
うどん!
ハンバーガー!
トースト!
日本三大名機と呼ばれた自動販売機達が
パーフェクトに現役稼働しているのだと言う!
そんな素敵な場所に行かずにおられるものか!
ワークショップでは
「阿久津勝哉(あくつ・かつや)」
がアシスタント兼運転手を務めてくれた!
かつて私が所属した劇団「遊気舎」の座員だった彼は
遊気舎退団後に大阪にて
劇団「フランケンシュタイナー」を創設!
一身上の都合により
実家に戻って暮らしているとは聞いていたが
まさかそれが群馬県伊勢崎市だったとは気づかなかった!
勝哉に「自販機食堂」の事を尋ねると
「あぁ!
なんかありますねぇ!
え?
あんなとこ行きたいんすか?」
といった返答だった!
ああ!
そうだ!
私がどういう人間だったか忘れたのか?
私は昔も今もそういう所を巡って心を満たす作家だ!
思い出せ勝哉!
そして初日ワークショップと
その打ち上げ飲み会が終了した時点で
私を自販機食堂にいざなえ!!
もうその入口を見ただけで私の心は震えた!
あろう事か道路を越えた向かいには
大手コンビニエンスストアがあるではないか!
自動販売機を根絶しようとする
宿敵コンビニエンスストアの向かいに
さっそうと建つ自販機食堂は
まるで拳銃を構える竜雷太に対して
槍一本で立ち向かった薬師丸ひろ子の威厳を持っていた!
そこはかとなくサン・ゴーズ・ダウンではないか!
中に入ると昭和の名機がずらりと並んでいる!
しかもしっかり稼働している!
きっと
カーマニアが大富豪のガレージを覗いた時!
もしくは
『少年ジャンプ』ファンが
大頭俳優「石原正一」の実家を訪れた時のような感動が
私の心を貫いた!
ここは夢の場所だ!
*用語解説
大頭俳優:頭がものすごく大きな俳優
では!
さっそくうどんだ!
ドライブインアメヤの「川鉄CV-10」が
小田急ロマンスカー3000系SE車ならば
麺類自動販売機「富士電機VFN901」は
近鉄ビスタカー10000系だ!
うん!
我ながらうまい例えではないか!
天ぷらうどん330円!
今ではまったく見かけなくなった
ニキシー管による秒数カウントダウンが
あまりにも美しかった!
そして
がこん!
という音と共に現れたスチロール容器のうどんは
居酒屋を出て30分後の食事としては
飛び抜けたポテンシャルを誇っていた!
ふと見ると勝哉が
トーストの自動販売機に向かっていた!
親切にも
「熱いのでこれを使って!」
とトングとトレイが用意されていた!
そうそう!
私は子供の頃に
この販売機から出てきた銀色の包みを掴んで
腰を抜かした事がある!
勝哉は出てきた銀包みを
恐る恐るトングで取り出し
アルミ箔をはがそうと指で触れた!
「・・・あれ?
ん?
熱くないっすよ!
ぬるいっすよこれ!」
そう!
これが勝哉だ!
昔から何かと小さい事で運の悪い男だった!
確かエレベーターに閉じ込められて
舞台のオープニングシーンにいなかった事もある!
そんな勝哉のトーストは
まったくトーストされておらず
ただの食パンだった!
ここで文句を言いたがる者は
自販機食堂になど来てはいけない!
迷わず向かいのコンビニエンスストアに行くがいい!
私ほどになると
敢えて同じ販売機でトーストを購入する!
”悪い目”に遭うほど
ひろぎの度数は上がるものなのだ!
(”悪い目”参考『ひろぐ』
2012年10月30日記事『能勢町大混乱冒険記』)
ところが!
私のだけものすごくこんがりと焼けたトーストだった!
しかも!
なんだかとてもおいしいではないか!
はい売り切れ!
この自販機食堂には更に名物がある!
オリジナルグッズだ!
それもまた当然自動販売機で売られており
何が買えるのかはわからない!
さっそくバッジの自動販売機を何度か挑戦した!
ついでにステッカーも買ってみた!
なかなかいいのが出たのだが
「富士電機VFN901」のフェイスデザインである
「うどん」というロゴバッジが目標だったので
ちょいとがっかりだった!
私は深夜の群馬の閉ざされた空間を
ひろぎにひろいだ!
これまでに幾つもの国を旅したが
自動販売機という物がこれほど並ぶ国は
どこを探しても日本だけである!
「そんな物があったら
絶対にこじ開けられて
商品も現金も全部抜かれちゃうよ!」
と「バリ島」でインドネシア人に言われた!
つまり!
自動販売機は安全な場所にしか無い物と考えていい!
讃えよ自動販売機!
白い鳩など平和の象徴として取るに足らない!
並んだ自動販売機こそが
犯罪率の低さ・安定した治安を象徴する姿なのだ!
その証拠として
冒頭のヘロンによる自動聖水販売機は
ローマ帝国の歴史の中で
”人類史上もっとも幸福な時代”と言われた
「Pax Romana(パクス・ロマーナ)」
翻訳するところ「ローマの平和」と称される
安寧の200年間に生み出された発明品なのである!
讃えよ自動販売機!
私が敢えて「自販機食堂」以外に
「自販機」という略称を用いない理由は
自動販売機へのリスペクトの表れである!
なんなら”様”と付けたいぐらいだ!
讃えよ自動販売機様!
群馬県には自販機食堂のような無人による24時間営業店舗
「オレンジハット」
がチェーン展開されている!
私だけが学ぶ学問「ひろロジー」では
人口に対する自動販売機台数の比率を
平和を表す指数「ベンダラッピー数」と定めている!
(語源:Vender(自動販売機)とHappy(幸福)による合成語)
自称200万という群馬人口から
出稼ぎブラジル人120万を引いた
純粋群馬人口で県内の自動販売機台数を割ると
驚くほど高いベンダラッピー数が得られる!
群馬県はとんでもなく平和な県というわけだ!
なのに群馬人にオレンジハットの話をすると
「不良のたまり場なので行きたくない!」
と返答する!
こうして『ひろぐ』は
前回の記事
『群馬潜入!伊勢崎大王ファーム!』
のラスト部分へとつながる!
伊勢崎市境総合文化センター職員「ちあき」が企画する
群馬ツアーだ!
「大王のホテルのチェックアウトが10時ですから
まずはどこかでご飯でも食べましょうよ!
どこか行きたいところあります?」
私は躊躇なく答えた!
「もう一度!
もう一度”自販機食堂”に行きたい!」
Heil Vender!!!
讃えよ自動販売機!
世界最初の自動販売機が出現した!
「ヘロン」が作ったその自動販売機で販売されていたのは
”水”だった!
それはこんなのだったそうだ!
神殿に設置されていたという事は
販売されていた水は恐らく
飲料水ではなく聖水だったのだろうと言われている!
だから絵は嘘だ!
おさむ「うちの娘が狐に憑かれて困ってますねん!」
まさと「大変ですなぁ!
そんで神殿に来なさったんか!」
おさむ「はいな!
せやけど偉い人おれへんねん!
聖水もろて帰らな嫁にどつかれますわー!
どないしよ!」
N 「そんな時にも安心!
自動販売機の”へろん水”!」
ぼんち「24時間!買えまっせー!」
(近畿ローカルCM ”へろん水〜狐憑き編”)
コンビニエンスストアの発達と乱立によって
恐らく我々はこれから20年以内に
飲み物以外の自動販売機が絶滅するのを
目の当たりにするのではないだろうか?
迫害を受ける煙草の自動販売機であれば
5年以内に!
電気屋さんの前に置かれて久しい
乾電池の自動販売機は
今日から3ヶ月以内に絶滅すると私は見ている!
(大阪空港搭乗ゲートに設置された”りんご”販売機)
「うどん」や「そば」の自動販売機を覚えている人は多い!
私がその話をすると40代以上のたいがいの人は
「ドライブインとかサービスエリアにあるやつですよね?」
と言う!
間違っている!
本当にあるのならば写真に撮って見せて欲しい!
そんな物はもうほとんど存在しない!
「あるやつ」ではなく「あったやつ」だ!
実際のところ稼働している”そば&うどん自動販売機”は
日本国内にほぼ数台しか存在しない!
そんな麺類自動販売機は世間から大きな誤解を受けている!
「どこかの工場で安価に作られた質の悪い食品を
どこかの業者が自動販売機の中に放り込み
ひたすら小銭をぼったくる機械!」
あなたもそう思ってはいないだろうか?
もしもそうならばとんでもない誤解だ!
あの機械から提供される麺類は
実はそれぞれの機械の持ち主が
ちゃんと調理して販売機の中に入れている物なのだ!
例えば有名な例で言えば
「山形県天童市」の自動販売機処
「ドライブインアメヤ」だ!
そこではお店のオーナーが手打ちした本気のそばを
あの自動販売機に入れ
驚くなかれ
天ぷら手打ちそば一杯を300円で提供していた!
それを知った私は
次の帰郷の際には必ず食べに行こう!
と興奮し
それならばと名曲『帰郷』を歌った天童市の怪人
「ミッチーチェン」に事前調査を依頼する事にした!
その時の写真をお見せしようとしたところ
保存していなかった事に気づいた!
「あの時の写真をまだ持っていたら送ってもらえないか?」
とLINEを打電したところ
「なくなってしまったので
今からまた行って来ます!」
と返信が来て
連絡が途絶える事数分!
これらの写真が送られて来た!
前回撮影してもらった時点で
機械故障による販売終了は知っていたのだが
遂には記念として残すべき伝説のマシン「川鉄CV-10」が撤去され
ただの”雨宿り場”になってしまっていた!
このようにして
ガイドブックとは無縁な日本の大切な名所が
次々と消えて行くのだ!
しばらく『ひろぐ』を中止してる間に
そんなミッチーチェンは
謎の韓流歌手「チェン・タンソク」と名を変え
とんでもなく奇妙なシングルを発表していた!
聴いたが最後!
あるフレーズがしばらく頭の中を回り続ける珍曲を
是非とも聴いていただきたい!
ただしこのビデオのエンディングには
一杯15円ほどの価値しかない!
『トッポギとチヂミと私』チェン・タンソク
群馬県伊勢崎市!
できれば近づきたくもなかったその土地に
ワークショップ「伊勢崎大王ファーム」を行うべく潜入した!
町の自慢がハーゲンダッツ工場という
腹の底から他力本願な町「伊勢崎」!
そんなところに何か私の興味を引く
”ひろぎスポット”があるのだろうか?
私は伊勢崎に向かう前にインターネットで
伊勢崎における”ひろぎスポット”を検索した!
すると!
とんでもない場所を発見した!
「自販機食堂」!
なんとそこでは!
うどん!
ハンバーガー!
トースト!
日本三大名機と呼ばれた自動販売機達が
パーフェクトに現役稼働しているのだと言う!
そんな素敵な場所に行かずにおられるものか!
ワークショップでは
「阿久津勝哉(あくつ・かつや)」
がアシスタント兼運転手を務めてくれた!
かつて私が所属した劇団「遊気舎」の座員だった彼は
遊気舎退団後に大阪にて
劇団「フランケンシュタイナー」を創設!
一身上の都合により
実家に戻って暮らしているとは聞いていたが
まさかそれが群馬県伊勢崎市だったとは気づかなかった!
勝哉に「自販機食堂」の事を尋ねると
「あぁ!
なんかありますねぇ!
え?
あんなとこ行きたいんすか?」
といった返答だった!
ああ!
そうだ!
私がどういう人間だったか忘れたのか?
私は昔も今もそういう所を巡って心を満たす作家だ!
思い出せ勝哉!
そして初日ワークショップと
その打ち上げ飲み会が終了した時点で
私を自販機食堂にいざなえ!!
もうその入口を見ただけで私の心は震えた!
あろう事か道路を越えた向かいには
大手コンビニエンスストアがあるではないか!
自動販売機を根絶しようとする
宿敵コンビニエンスストアの向かいに
さっそうと建つ自販機食堂は
まるで拳銃を構える竜雷太に対して
槍一本で立ち向かった薬師丸ひろ子の威厳を持っていた!
そこはかとなくサン・ゴーズ・ダウンではないか!
中に入ると昭和の名機がずらりと並んでいる!
しかもしっかり稼働している!
きっと
カーマニアが大富豪のガレージを覗いた時!
もしくは
『少年ジャンプ』ファンが
大頭俳優「石原正一」の実家を訪れた時のような感動が
私の心を貫いた!
ここは夢の場所だ!
*用語解説
大頭俳優:頭がものすごく大きな俳優
では!
さっそくうどんだ!
ドライブインアメヤの「川鉄CV-10」が
小田急ロマンスカー3000系SE車ならば
麺類自動販売機「富士電機VFN901」は
近鉄ビスタカー10000系だ!
うん!
我ながらうまい例えではないか!
天ぷらうどん330円!
今ではまったく見かけなくなった
ニキシー管による秒数カウントダウンが
あまりにも美しかった!
そして
がこん!
という音と共に現れたスチロール容器のうどんは
居酒屋を出て30分後の食事としては
飛び抜けたポテンシャルを誇っていた!
ふと見ると勝哉が
トーストの自動販売機に向かっていた!
親切にも
「熱いのでこれを使って!」
とトングとトレイが用意されていた!
そうそう!
私は子供の頃に
この販売機から出てきた銀色の包みを掴んで
腰を抜かした事がある!
勝哉は出てきた銀包みを
恐る恐るトングで取り出し
アルミ箔をはがそうと指で触れた!
「・・・あれ?
ん?
熱くないっすよ!
ぬるいっすよこれ!」
そう!
これが勝哉だ!
昔から何かと小さい事で運の悪い男だった!
確かエレベーターに閉じ込められて
舞台のオープニングシーンにいなかった事もある!
そんな勝哉のトーストは
まったくトーストされておらず
ただの食パンだった!
ここで文句を言いたがる者は
自販機食堂になど来てはいけない!
迷わず向かいのコンビニエンスストアに行くがいい!
私ほどになると
敢えて同じ販売機でトーストを購入する!
”悪い目”に遭うほど
ひろぎの度数は上がるものなのだ!
(”悪い目”参考『ひろぐ』
2012年10月30日記事『能勢町大混乱冒険記』)
ところが!
私のだけものすごくこんがりと焼けたトーストだった!
しかも!
なんだかとてもおいしいではないか!
はい売り切れ!
この自販機食堂には更に名物がある!
オリジナルグッズだ!
それもまた当然自動販売機で売られており
何が買えるのかはわからない!
さっそくバッジの自動販売機を何度か挑戦した!
ついでにステッカーも買ってみた!
なかなかいいのが出たのだが
「富士電機VFN901」のフェイスデザインである
「うどん」というロゴバッジが目標だったので
ちょいとがっかりだった!
私は深夜の群馬の閉ざされた空間を
ひろぎにひろいだ!
これまでに幾つもの国を旅したが
自動販売機という物がこれほど並ぶ国は
どこを探しても日本だけである!
「そんな物があったら
絶対にこじ開けられて
商品も現金も全部抜かれちゃうよ!」
と「バリ島」でインドネシア人に言われた!
つまり!
自動販売機は安全な場所にしか無い物と考えていい!
讃えよ自動販売機!
白い鳩など平和の象徴として取るに足らない!
並んだ自動販売機こそが
犯罪率の低さ・安定した治安を象徴する姿なのだ!
その証拠として
冒頭のヘロンによる自動聖水販売機は
ローマ帝国の歴史の中で
”人類史上もっとも幸福な時代”と言われた
「Pax Romana(パクス・ロマーナ)」
翻訳するところ「ローマの平和」と称される
安寧の200年間に生み出された発明品なのである!
讃えよ自動販売機!
私が敢えて「自販機食堂」以外に
「自販機」という略称を用いない理由は
自動販売機へのリスペクトの表れである!
なんなら”様”と付けたいぐらいだ!
讃えよ自動販売機様!
群馬県には自販機食堂のような無人による24時間営業店舗
「オレンジハット」
がチェーン展開されている!
私だけが学ぶ学問「ひろロジー」では
人口に対する自動販売機台数の比率を
平和を表す指数「ベンダラッピー数」と定めている!
(語源:Vender(自動販売機)とHappy(幸福)による合成語)
自称200万という群馬人口から
出稼ぎブラジル人120万を引いた
純粋群馬人口で県内の自動販売機台数を割ると
驚くほど高いベンダラッピー数が得られる!
群馬県はとんでもなく平和な県というわけだ!
なのに群馬人にオレンジハットの話をすると
「不良のたまり場なので行きたくない!」
と返答する!
こうして『ひろぐ』は
前回の記事
『群馬潜入!伊勢崎大王ファーム!』
のラスト部分へとつながる!
伊勢崎市境総合文化センター職員「ちあき」が企画する
群馬ツアーだ!
「大王のホテルのチェックアウトが10時ですから
まずはどこかでご飯でも食べましょうよ!
どこか行きたいところあります?」
私は躊躇なく答えた!
「もう一度!
もう一度”自販機食堂”に行きたい!」
Heil Vender!!!
讃えよ自動販売機!
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