ジャンケンするときに「最初はグー」とするときあるだろう。しかしこの習慣はどこからきてどこで生まれたのか考えた人はあまりいないのでは? とくに今の若い人はその起源を知る事もなく、記者の私でさえギリギリリアルタイムで知っているくらいだ。
実はこの「最初はグー」は志村けんが考え広めたものなのだ。『8時だョ!全員集合(TBS)』の1コーナーでジャンケン対決するコーナーがあった。そこでジャンケンする際のかけ声として使われたのが次のもの。
「最初はグー、またまたグー、いかりや長介頭がパー、正義は勝つ! ジャンケンポン!」
このようなかけ声と共にジャンケンが行われ、このかけ声は具体的には次のようなポーズで行われる。
「最初はグー(グー)、またまたグー(グー)、いかりや長(チョキ)介頭がパー(パー)、正義は勝つ!(ガッツポーズ) ジャンケンポン!」
このように「正義は勝つ」のガッツポーズまではグー、グー、チョキ、パーと出し最後のジャンケンで真剣勝負となる。これだとあまりにも長いので全国区で広まった際に最初はグーだけが広まったのだろう。
今でも普通に使われている「最初はグー」だが本来は番組で使う前に飲みの席で使っていたのが先だった。人が多くあわないため、「最初はグー」と言うかけ声でタイミングをあわせていたという。
(ゴゴ通信の元記事を読む)
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