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【2/3】辻田真佐憲×大山顕「コロナ非常時のメディアはどうなる? 国民的音楽の昭和、人類総スマホの平成、そして令和へ。『古関裕而の昭和史』の辻田真佐憲と『新写真論』の大山顕が語る社会とメディアの話。」(2020/4/10収録)
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ゲンロンαにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。記事URL= https://genron-alpha.com/article20200414_01/【トピックのご紹介】大山さん、辻田さんから、今回のイベントで議論したいトピックを挙げていただきました。▼ 大山さんから非常時の「顔」コロナのインフォグラフィックマスクと顔認識空っぽの都市という図像都市の「作者」としての災厄▼ 辻田さんから「執筆→印刷→閲覧」から「SNSでバズったもの勝ち」へ?政治の萌えキャラ化?これからも「大風呂敷」(文明論、社会論、政治論などの混合物)は可能か?サブカル的な語りに未来はあるか?全社会のSNS化は、撤退戦か、それとも希望か?【収録時のイベント概要】世界はいま、新型コロナウイルスを語る言葉であふれています。人々はそうした言葉に翻弄されざるを得ない状況にあると言ってよいでしょう。人間は危機をどう表象してきたのか。危機においてどのようなふるまいをしてきたのか。また、そのようななか、「不要不急」とも言われかねない文化は、どのように育まれ、守られてきたのか。政治と文化芸術の関係を多角的に研究する辻田真佐憲さんと、人間の行動様式と写真の関係を突き詰める大山顕さんに、新著『古関裕而の昭和史』『新写真論』と絡めつつ、非常時のメディアと文化、そして文化人のありかたについて、お話しをいただきます。 ▼ 大山顕さんからイベントに向けたメッセージをいただきました。みなさんどうお過ごしでしょうか。ぼくはまあまあ元気です。先日、ロシアで外出禁止に「違反」した(実際にはゴミを出しにちょっと外に出ただけだった)市民が、監視カメラと顔認識システムによって特定・逮捕された、というニュースがありました。この出来事は、さきごろ刊行された『新写真論』で香港のデモと「顔の監視」について論じたぼくにとって、たいへん興味深いものでした。そして写真とコロナ禍について考える必要があるのでは、と思いました。こういうことは、だれかと一緒に考えたい。そこで辻田さんです。非常時の「顔」について相談できる相手としてこんなにうってつけの人物がいるでしょうか。辻田さんの胸を借りて(2m以上の距離を保ちつつ)コロナ禍と写真について論じます。(大山顕)コロナ非常時のメディアはどうなる? 国民的音楽の昭和、人類総スマホの平成、そして令和へ。『古関裕而の昭和史』の辻田真佐憲と『新写真論』の大山顕が語る社会とメディアの話。 – ゲンロンカフェ
配信期間
2021年07月01日 00:00 から
2038年01月01日 00:00 まで