TPP交渉参加に反対する農業関係者(2011年10月) [Photo] Bloomberg via Getty Images
長谷川幸洋 コラム第13回 TPP脱退の選択肢はない 政治もメディアも国民もリアリズムを受け入れよ
TPP交渉参加に反対する農業関係者(2011年10月) [Photo] Bloomberg via Getty Images
マレーシア・コタキナバルで開かれている環太平洋連携協定(TPP)の交渉会合に、日本が初めて参加した。約100人の政府代表団だけでなく、自民党は西川公也TPP対策委員長ら4人の国会議員も送り込んで、農業の重要5品目(コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、サトウキビなど甘味資源作物)の高関税を死守する構えだ。
自民党は先の参院選を前に、参加慎重派の議員でつくる「TPP交渉における国益を守りぬく会」(森山裕会長)が「国益が確保できないと判断した場合は交渉からの脱退も辞さない」とする決議をまとめ、政府に提出している。
これを受けて、党の参院選公約は「交渉力を駆使し、守るべきものは守り、攻めるべきものは攻めることにより、国益にかなう最善の道を追求します」と記した。
これだけ読むと、場
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
2013/07/30(火) 12:00 堀潤 連載第8回『ワンコインマーケット「ココナラ」代表・南章行氏インタビュー(前編)』
2013/08/08(木) 12:00 長谷川幸洋 コラム14回「黒田氏を日銀総裁に決めたように 安倍総理が消費税増税延期を決断する日」
コメント
コメントを書く