原発の安全基準の例を考えれば、専門家というのはその分野の慣習を合理の基準だと思っているだけで、寄せ集まった全体システムが不合理になっていくことに視野が及ばない習性があると、思う。科学者って、自分が扱うことが科学だから、自分たちの行動やシステムも科学的で合理的だと思い込みやすいだろうと思う。部分が科学でも、全体システムが合理的でなく粗っぽいことはよくあるはずだ。 今回の場合、厚労省のかたくなさ・説明の非論理性が(事実なら)問題であり、いろんな面はあるけど、現場が柔軟に考えようとするときに、頑なさが邪魔しているのではないか、という問題だ。 記事の例では、ほぼ末期に近い状態での問題だろう。 担当医師よりもずっと上の方では、末期に近いデータを取りたい、という思惑も一部ありそうに思えるよ。 その他のいろいろ両面があるにしろ。
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ゲキbiz田原チャンネル
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原発の安全基準の例を考えれば、専門家というのはその分野の慣習を合理の基準だと思っているだけで、寄せ集まった全体システムが不合理になっていくことに視野が及ばない習性があると、思う。科学者って、自分が扱うことが科学だから、自分たちの行動やシステムも科学的で合理的だと思い込みやすいだろうと思う。部分が科学でも、全体システムが合理的でなく粗っぽいことはよくあるはずだ。
今回の場合、厚労省のかたくなさ・説明の非論理性が(事実なら)問題であり、いろんな面はあるけど、現場が柔軟に考えようとするときに、頑なさが邪魔しているのではないか、という問題だ。
記事の例では、ほぼ末期に近い状態での問題だろう。
担当医師よりもずっと上の方では、末期に近いデータを取りたい、という思惑も一部ありそうに思えるよ。
その他のいろいろ両面があるにしろ。