さて、いよいよ間近に迫った『最強ラーメンFes,』ですが、あえて言おう!
「今年、町田で一番の祭りになる予感しかない!」
正直なところ、この手のラーメン博とかラーメンイベントは、さして興味のなかった筆者で御座います。
しかし!
この『最強ラーメンFes,』に集まったラーメン店の名前を見て、考えが180度変わった筆者です。
「このイベント成功させたら来年も町田で旨いの喰えるぞ」
という、ほぼほぼ私情100%のピュアな気持ちで動き出した筆者は、その野望を叶える為にいつもの25%増しのエネルギーを記事にすることにしました。
「言う程、最強じゃないんじゃないのか?」
基本、天の邪鬼な筆者なので、最強最強言うても言うほど最強じゃないんじゃないのか? 本当に美味い店が入ってんのか?
「安心して下さい。ちゃんと入ってますよ!」
というわけで、今回は筆者なりに下馬評、もとい各店舗をザックリ適当に紹介しようと思います。当日、町田のシバヒロで行われる『最強ラーメンFes,』に訪れる際の参考にして頂ければ幸いです。
『六厘舎』
はい、いきなり出オチ感満載の店が来てしまいました。
極太の麺に濃厚スープ、今現在の主流となる”濃厚つけ麺”の先駆者というか教祖とも呼べる『六厘舎』で御座います。
特に”魚粉”をトッピングにして、少しづつスープに溶かし味を徐々に濃い方向へと変化させる工夫で、多くのラーメンマニアを唸らせました。
もはや味に関しての不安は一切無しで、あとは店舗と違う環境で、どれだけ本来の『六厘舎』の味を再現出来るかどうかで勝負が決まると思います。
味の傾向:超濃厚な豚骨魚介系スープに極太麺
モビルスーツで例えたら『初代ガンダム』
『とみ田』
千葉県の松戸市というロケーションに在りながら、都内どころか全国からマニアを呼び寄せる程の実力店。
濃厚なスープも魅力的だが、なんと言っても『心の味』と言う『とみ田』専用の粉まで作り、全粒粉を石臼で挽いた自家製麺は圧倒的である。
まさに『六厘舎』と並んで関東の2強と呼べる”つけ麺”が町田に集まるとか胸アツ過ぎる予感です。
味の傾向:濃厚なトリプルスープ(ゲンコツ、モミジ、魚介)自家製麺
俳優で例えたら『千葉真一』
『無鉄砲 無心』
京都に本店を構え奈良にも出店する『無鉄砲』は、まさに西からの刺客と呼べる実力店。関ヶ原の戦いを町田で再現するのか?
脂を控えた濃厚な豚骨スープに柚子、胡椒、一味唐辛子でアクセントを加えているとの事で、濃厚ながらも臭みのないスープは注目。
特に”柚子”が豚骨スープに与える影響は少なくないので、個人的にも非常に気になる一杯である。
味の傾向:濃厚な豚骨スープ
芸人に例えたら『明石家さんま』
『前田慶二郎』
石川県金沢市で圧倒的な人気を誇る”二郎インスパイア”の『前田慶二郎』も、筆者的には注目で御座います。
町田周辺にも相模大野や野猿街道にも『ラーメン二郎』は在り、明らかにアウェーの地で闘う『前田慶二郎』には不安を覚える筆者です。
しかし!
それを承知であえて乗り込んで来た傾奇者『前田慶二郎』は何かをやってくれると信じています。
また筆者と同じように金沢の二郎インスパイアが、どんなモノか気になる人は少なくないと思われるので、ひと花咲かせる要素はあると思います。
味の傾向:傾奇者な二郎インスパイア
武将に例えると『前田慶二郎』
『違う家』
横浜家系ラーメンの美味しさに惹かれ、かつオリジナリティーを求めた結果
「元祖・家系油そば」
なるベクトルへと進化した『違う家』は色々な意味で注目ではないでしょうか?
今回は『最強ラーメンFes,』なので『家系油そば』を封印して、普通に家系ラーメンで勝負するのか気になるところですが、そこはあっさり『家系油そば』を出して来るライトさがジワジワ来ます。
大丈夫か?
味の傾向:家系ラーメンっぽい油そば的な何か
歌手に例えると『つのだ☆ひろ』
『金澤濃厚中華そば 神仙』
こちらも石川県金沢市からやってきた濃厚豚骨ラーメンの店で御座います。北陸最強の濃厚豚骨スープという事で、家系ラーメンが多い町田の隣にある相模原の人達の人気を集める予感です。
しかも濃厚な豚骨スープに合わせる麺は細麺との事で、細麺好きの票も集める可能性を考えると、ダークホース的な存在と言えるでしょう。
「とにかくスープに手間をかける」
との事なので、基本に忠実な美味しいラーメンが食べられる予感です。
味の傾向:濃厚豚骨スープに細麺
北斗の拳に例えると『山のフドウ』
『博多だるま』
1963年創業の老舗。博多のラーメンということでスープは”呼び戻し”と思われ、どこまで本店と同じ味を出せるかが気になる所。
仮に本店と同じ味が出れば、そのポテンシャルは計り知れない。
今回は『豚トロ肉盛りチョモランマ』と言うメニューで勝負!そのグラフィックから一見さんのハートを鷲掴みにして、そのまま逃げ切る可能性も高い。
味の傾向:豚骨(博多ラーメンの豚骨)に極細ストレート麺
山に例えると『エベレスト』
『麺屋 緑道』
濃厚ダブルスープでも、より魚介寄りに振った『麺屋 緑道』のスープは、是非とも試したいですね。
麺は『中華蕎麦 とみ田』の製麺所から仕入れているらしいので、麺のクオリティーは間違いないでしょう。
今回の”つけ麺枠”は強豪が揃っていますが、その差は頭ひとつの僅差かと存じます。
味の傾向:濃厚魚介豚骨(魚介寄り)
動物に例えると『海豚』(イルカ)
『肉玉そば おとど』
今回は『最強ラーメンFes,』の為に開発した限定ラーメン『極・肉玉そば』をひっさげて登場! このビジュアルは美味い予感しかしない!
スープはトリプルスープで”鶏、豚、牛”と言う、まさに動物系を極めた濃厚スープは必食かと存じます。
合わせる麺も国内産の高級小麦『春よ恋』を使った細麺、豚はホエー豚、ネギは九条葱を使用する徹底的なコダワリ。
「そこまでして勝ちたいか?」
と思わせるほどの貪欲さは、まさに『最強ラーメンFes,』の風雲児と呼べる『肉玉そば おとど』で御座います。
味の傾向:濃厚な獣スープに平打ち麺&コダワリの材料
AKB48に例えると『指原莉乃』
『BASSO ドリルマン』
前衛的な”油そば”の『BASSO ドリルマン』はヤヴァイですね。辛いラーメンが好きな町田市民にとって、ピリ辛の”油そば”はまさにド真ん中で御座います。
また、写真通りの綺麗な盛り付けで出した場合、確実に女性客の票が流れると思うので、まさかの行列も有り得ると思います。
『最強ラーメンFes,』の第一陣は”濃厚”っぷりが半端ない為に、逆に女子層の流れが読めません。
と、なると盛りが綺麗で脂っぽさがないビジュアルの『BASSO ドリルマン』は砂漠のオアシスとなると思います。
味の傾向:清純派ピリ辛油そば
電動工具に例えると『BOSCH』の電動ドリル
『最強ラーメンFes,』が最強だった件の是非
こうして調べてまとめてみると、今回の『最強ラーメンFes,』が、いかに最強であるかを思い知った筆者で御座います。
特に3月31日(木)から4月3日(日)までの四日間は、今世紀史上最強のブッ濃いメンツを集めたと感心した次第です。
それでは、是非みなさんも町田市で開催される『最強ラーメンFes,』に訪れてみて下さい。
都内からでも小田急線の『ロマンスカー』を使えば一瞬で着くし、会場も駅から近いので、美味しいラーメンを食べ比べるチャンスですよ。
『最強ラーメンFes,』公式サイト
http://dai-tsukemen-haku.com/ [リンク]
『最強ラーメンFes,』会場、『町田シバヒロ』地図
※画像は『最強ラーメンFes,』公式より
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