東洋水産が販売している『マルちゃん正麺』シリーズ。乾麺でありながら、生麺の食感が味わえる優れものでファンも多い。
その1つである『マルちゃん正麺 カップ 香味まろ味噌』が2016年4月18日にリニューアルした。
写真が変化
まずパッケージをみてみよう。
小さいながらもすぐに気が付くのは、「彩り具材でさらにおいしく!」の文句。そして麺に乗った挽肉など。
同社のリリースでは次のように説明している。
具材をリニューアルし、スープとの相性がより良くなりました!
彩り豊かに野菜の種類も増え、挽肉も加えることで、見た目・ボリューム・味ともに満足感のある一品に仕上げています。パッケージでリニューアル内容を告知し、ユーザーにアピールして参ります。
これにより成分表やアレルギー物質の表示も変わっている。特に、豚肉だけだった動物性たんぱくに、卵と鶏肉が加わっているのが目を引く。
中身も変化
これまでかやくとスープの2つだったものが、挽肉やニラなどが入ったかやく(透明の袋)がもう1袋増えた。
また「彩り豊かに野菜の種類も増え」を証明するように、かやくの色彩も豊かになっている。
写真のようには行かないものの……
出来上がりはというと……。
ふたの写真のように野菜や挽肉が固まっていないのは仕方のないところ。
ただリニューアル後の方が、明らかに色味が増えておいしそうに思える。ポツポツながらも挽肉があるのもうれしい。
双方を食べ比べたところ、リニューアル後の方が明らかに味わいがアップしていた。食べていて気づくのは、麺に絡む具材だ。
特に挽肉は箸でつまんで食べるほどではないものの、麺に絡んで口に入ると、そこで歯ごたえが変わるため、肉のうまみとともに食感の良さをより感じるようになった。
もちろんリニューアル前の「香味まろ味噌」もおいしかったが、リニューアル後と比べれば、あっさりめに感じるのは無理からぬところ。
食べ比べをするには
こうしたリニューアルに際して、新旧商品が売り場に混在することもあるが、近隣のスーパーを回ってみたところ「香味まろ味噌」は、どこもリニューアル後の商品ばかりだった。
ただしドラッグストアやホームセンターでは、リニューアル前の商品を発見(次の写真は4月19日都内にて撮影)できた。
新旧食べ比べてみたい人は、ドラッグストアなどを回ってみると、リニューアル前の「香味まろ味噌」を見つけることができるかもしれない。
「マルちゃん正麺カップ」ブランドサイト
http://www.maruchanseimen.jp/cup/index.html
東洋水産「マルちゃん正麺 カップ 香味まろ味噌」リニューアル発売のお知らせ
http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2016/04/post_1210.html
※写真は全て著者撮影
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