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映画『イップ・マン3』が世界興行収入でトップ、映画『ズートピア』は2億ドル越えのヒット

2016/03/14 21:00 投稿

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警察官を夢見るウサギ、ジュディが主人公となる米ウォルト・ディズニーのアニメーション映画『ズートピア』は、世界的に大ヒットしている。

米国市場で優位を占めただけでなく、本作は全世界で6340万ドルもの興行総収入を記録した。ここには、中国で封切られてからの2400万ドル、ロシアでの興行収入790万ドルが含まれる。ディズニーのアニメ映画として、またピクサーの作品としても、過去にこの両国で封切られた中では最大の成功を収めている。

映画『ズートピア』は、国によってはすでに公開から4回目の週末を迎えた。同作の全世界での累計興行総収入は2億3250万ドルにのぼるが、まだいくつかの市場で公開が控えている。オーストラリア、ブラジル、英国では3月下旬、日本では4月23日に公開される予定だ。

しかし、これだけの大ヒットを記録しても、同作は海外の興行収入のトップにはなれなかった。その栄誉は、3つのテリトリーで7500万ドルの興行収入を記録し、その大部分を中国市場で稼ぎ出した香港のアクション映画シリーズの続編『イップ・マン3』の手に渡った。

映画『デッドプール』は、興行収入2120万ドルを記録して3位の座に着いた。マーベル・コミック原作のヒーロー映画である同作は、世界で7億4210万ドルの興行総収入を記録した映画『マトリックス リローデッド』に迫る勢いを見せており、R指定の映画としては、世界最高の興行収入を記録するだろう。『デッドプール』は公開から4週を経た現在、累計では6億7320万ドルの興行収入を稼いでいる。

エジプト神話の神々が大バトルを繰り広げるアクション・ファンタジー映画『ゴッド・オブ・エジプト』は、1570万ドルで興行収入4位となり、世界市場を含めたトータル成績で7240万ドルとなった。1億4000万ドルの製作費をかけ、数千万ドルのマーケティング予算で売り出した本作だが、採算を取れる見込みは薄いと言わざるを得ない。

サバイバル・アドベンチャー映画『レヴェナント:蘇えりし者』は、1250万ドルの興行収入で5位となった。過酷な大自然の中に瀕死の状態で取り残された1人の男(レオナルド・ディカプリオがこの役でアカデミー主演男優賞を受賞)の物語は、2015年12月25日のプレミア公開から全世界の累計で4億2900万ドルの興行収入を記録している。

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