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映画『パシフィック・リム』続編、ドラマシリーズ『デアデビル』のスティーヴン・S・デナイトが監督に決定

2016/03/02 20:30 投稿

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レジェンダリー・ピクチャーズは、映画『パシフィック・リム』の続編となる映画『Pacific Rim 2(原題)』の製作を進めている。テレビシリーズ『スパルタカス』の創作者であり、マーベル作品をもとにしたドラマシリーズ『デアデビル』のショーランナー(番組責任者)を務めたスティーヴン・S・デナイトが監督する。

続編『Pacific Rim 2(原題)』は2017年に公開予定として進んでいたが、昨年9月依頼、製作が保留となっていた。2013年公開の映画『パシフィック・リム』を監督したギレルモ・デル・トロは、2014年に、続編を製作することと、プロデューサーとしてトーマス・タル、ジョン・ジャシュニ、メアリー・ペアレントと共に続編の製作に戻って来ることを確約していた。続編は、ジリアン・シェアがエグゼクティヴ・プロデューサーを務める予定だ。

続編『Pacific Rim 2(原題)』は、デナイトにとって初の長編映画監督作品となる。デナイトは、Netflix(ネットフリックス)で配信されたマーベル作品をもとにしたドラマシリーズ『デアデビル』でエグゼクティヴ・プロデューサーと脚本を担当し、2010年から2013年にかけて放送された米ケーブルテレビ局スターズのテレビシリーズ『スパルタカス』には創作者として参加した。また、テレビドラマ『バフィー~恋する十字架~』、テレビドラマ『エンジェル』、テレビドラマ『ヤング・スーパーマン』にも参加している。

映画『プロメテウス』の脚本を手掛けたジョン・スペイツが、続編の脚本を執筆中だ。

『パシフィック・リム』に出演したチャーリー・ハナム、イドリス・エルバ、菊地凛子、チャーリー・デイ、ロブ・カジンスキーが続編でも同じ役を演じるのかどうかは、未だに明らかになっていない。

『パシフィック・リム』は2020年を舞台とし、地球の人類はイェーガーと呼ばれる兵器を操り、太平洋の地下にある異次元世界の入り口から現れたモンスターたちと闘うというストーリーだ。

2013年に米ワーナー・ブラザースによって公開された同作は、製作費1億9000万ドルに対し、米国内での興行収入は1億100万ドルであったが、全世界での興行総収入は3億1000万ドルという良好な成績となり、中国国内だけで1億1400万ドルに達した。

レジェンダリー・ピクチャーズは2013年に、続編について、米ワーナー・ブラザースとの共同プロデュースおよび共同出資の契約を締結し、米ユニバーサル・ピクチャーズとも、映画『ジュラシック・ワールド』、映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』、映画『クリムゾン・ピーク』、映画『スティーブ・ジョブズ』の製作費を折半するという同様の動きを始めた。

デナイトとスペイツは、CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)と代理人契約を結んでいる。サークル・オブ・コンフュージョンがスペイツのマネージメントを行っている。

デナイトが『Pacific Rim 2(原題)』を監督するというニュースは、デッドライン・ハリウッドが最初に報じた。

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