お笑い芸人のマキタスポーツさんが考案した「10分どん兵衛」がウマいと話題になっています。
通常は調理時間5分のところをあえて10分待ってから食べるという調理法です。
意外にも麺のコシは劣化せず、つゆの味が麺に染み込み、かなり高いパフォーマンスを発揮するんだとか。
10分でウマいなら、10日ならもっとウマいかも?
調理時間を長くするほどウマくなるのなら、さらに調理時間をかければもっとウマくなるかも?
ということで10分をはるかに超越した10日どん兵衛を作ってみることにしました!
分換算で14400分、通常の調理時間の2880倍です。
早速どん兵衛に熱湯を注ぎ、実験スタート!
24時間後……
調理開始から24時間経過。
一旦どん兵衛の状態を確認してみることにしました。
フタを開けてみると、パッと見た感じは普通に完成したように見えますが、スープが全然見えません。
スープの状態も確認してみようと思います。
なんとスープは麺に吸収されまくり、残量1/3程度になっていました。
このままスープは吸収され続けてしまうのでしょうか。
再度フタをして放置します。
3日後
次に3日経過時点で中身をチェックしてみましたが、1日経過の時点とそこまで大きな変化なし。
なので、このまま一気にあと7日放置し、10日どん兵衛を完成させます!
あと念のため、腐食してもいけないので保存は冷蔵庫でおこなうように切り替えました。
10日経過!いよいよ10日どん兵衛完成!
調理開始からついに10日経過。
10日どん兵衛がここに完成しました!
スープの残量を確認するために麺を別容器に移してみると、なんとスープはほとんどなくなっていました。
まるでざるうどん状態です。
恐るべしどん兵衛の水分吸収力。
せっかくなのでこのままレンジで加熱してから食べてみようと思います!
究極の柔らかさ!口に入れた瞬間に麺が溶ける!
加熱した10日どん兵衛を容器に戻し、箸で麺をすくい上げるのですが、つまんだ瞬間に麺がプツプツと切れてしまいます。
これはとんでもない柔らかさ!
箸に巻きつけるようにすれば麺が切れにくいことを発見し、モリモリと食べ始めますが、残念ながら麺類を食べている感覚はゼロ。
とてもツルツルと気持ちよく食べられませんし、口に入れた瞬間に麺が溶けてしまいます。
「口の中で溶けるような感覚!」という表現がピタリと当てはまりますが、それを褒め言葉以外で使う機会があるとは思いませんでした。
しかし、その分味はかなり染み込んでいます。
麺に味が染み込んでいるのが好きな人なら、10日どん兵衛もアリ!なのかもしれない……?
油揚げは劣化なし!しっかりウマい!
一方、どん兵衛では麺と同様に重要な位置づけとなる油揚げ。
こちらも食べてみましたが、なんと麺とは対照的に一切劣化なし!
食感は通常時とあまり変わらず、味がしっかり染み込んでいてウマい!
油揚げだけなら10日どん兵衛は成功だったと言えるかもしれませんね。
10日どん兵衛を食べてみて思ったこと
実際に10日どん兵衛を食べてみて、時間をかければウマくなるものではないということが非常によくわかりました。
それだけに、絶妙なバランスで成り立つ10分どん兵衛を発見したのは、かなりすごいことなのかもしれません。
10日どん兵衛はオススメしませんが、10分どん兵衛は一度試してみてもいいかと思いますよ。
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(執筆者: ノジーマ) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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