三重県伊勢志摩市の萌えキャラ・碧志摩(あおしま)メグが「性を強調する描き方」として公認を撤回され、岐阜県美濃加茂市を舞台にしたアニメ『のうりん』の良田胡蝶のポスターが「見ていて不愉快」と撤去されるなど、至るところで物議を醸すようになったご当地の女性萌えキャラ。
今度は、京都市交通局の地下鉄・市バス応援キャラクター太秦萌・松賀咲・小野ミサがネットのフェミニストから標的にされています。
交通局の若手職員による「燃え燃えチャレンジ班」が生み出した太秦萌たち。2011年に誕生した当初は絵の上手な職員の手で描かれていましたが、2013年に『pixiv』などで活躍している絵師の加茂川さんによるイラストにリニューアル。2015年には3人を主人公にしたライトノベルが刊行されるなど、すでに「地下鉄の顔」として定着しています。
そんな太秦萌たちですが、『Twitter』のフェミニストの間では批判的な声も上がっている様子。
経営難の京都市営地下鉄 女子高生キャラで改善なるか? https://t.co/WgtSr1tmno この手の見ると毎回「どこにでもシール貼りまくる幼児」を連想する。
— クーコ (@kuko_stratos) 2016, 1月 16
この手の見ると毎回「どこにでもシール貼りまくる幼児」を連想する。
オンナノコをお飾りに使う文化は、若い女性をディスカレッジする社会を作る。 経営難の京都市営地下鉄 女子高生キャラで改善なるか? https://t.co/Ti1jPevfik via dot_asahi_pub
— tomomi 智美 (@TOMIAM77) 2016, 1月 16
オンナノコをお飾りに使う文化は、若い女性をディスカレッジする社会を作る。
これに対しては「問題発見能力がすごい」と皮肉っぽく感心する声や、「フェミニズムは“アンチ男性”“アンチオタク”の社会運動だって認識で十分」と、本来の「女性の権利を守る」という立場と離れていることを指摘する意見が上がっています。
前述したように、2015年は地方での萌えキャラとのコラボが問題視される事が多かった年になりましたが、2016年もネット上では活発な議論が行われることになりそうです。
※参考『togetter』まとめ
http://togetter.com/li/926415 [リンク]
※画像は京都市交通局プレスリリースより
http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000188398.html [リンク]
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