パナマのプロボクサー、ロベルト・デュランの自伝映画『Hands of Stone(原題)』のファースト・トレーラーが公開された。映像は、デュランのトレーナーのレイ・アーセル役を演じるロバート・デ・ニーロの目を通して映し出され、同作に多くのボクシングシーンがあることが伺える。

デ・ニーロは、「ロベルト・デュランは、66秒で私の人生を変えた」 「ロベルト・デュランは、無名で何も持たなかったところから始め、全てを変えた」と、ナレーションで語る。

エドガー・ラミレスが、パナマのスラム街から、記憶に残る最も素晴らしいボクサーの1人となったパナマ人ボクサーの役を演じる。ジョナサン・ヤクボウィッツが、自身が執筆した脚本をもとに監督を務めた。

アッシャーが演じるデュランのライバル、シュガー・レイ・レナードとデュランとの闘いは、ボクシング史上で最も激しい試合の1つと言われている。

そのパンチ力から、「石の拳(ハンズ・オブ・ストーン)」と呼ばれたデュランは、1968年から2002年にかけて119試合を闘い、103試合で勝利を収め、50歳で引退した。

デュランは、1980年のレナードとの再戦での敗戦後に、「もうたくさんだ」と、宣言し、それ以上闘うのを拒んだことは最も記憶に残るところだ。

アーセル(デ・ニーロ)は、「お前はロベルト・デュランだ」 「そこに入り、ふりをしろ」と、激しい試合の最中にコーナーでデュラン(ラミレス)に言う。

同作には、エレン・バーキン、ジョン・タートゥーロ、アナ・デ・アルマスも出演する。ジェイ・ワイズリーダー、カルロス・ガルシア・デ・パレデス、クロディーヌ・ヤクボウィッツ、ジョナサン・ヤクボウィッツがプロデュースを行った。

映画『Hands of Stone(原題)』は、ザ・ワインスタイン・カンパニーより、8月26日に米劇場公開となる。

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