高輪ゲートウェイ駅周辺再開発】
 JR東日本は2019年4月22日、JR品川車両基地の跡地を再開発する品川開発プロジェクトを発表しました。4棟の巨大超高層ビルと1棟の大型低層ビル計5棟が建設予定となっており、約72000㎡もの敷地を利用した、東京都心でも最大級の再開発計画となっています。超大規模な商業施設群が建設される予定のため、需要の拡大も大いに期待されています。

2期以降の開発も構想されており、品川〜泉岳寺エリアが急速に賑やかに発展し、東京有数のオフィス・商業施設、高層ビル集積地になる予定です。品川〜泉岳寺エリアが人々に与える影響は非常に大きいでしょう。

山手線の新駅である「高輪ゲートウェイ駅」の設置計画も進行中で、駅と再開発ビルがセットで計画されている事も大規模な開発に拍車がかかっています。

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▼施設の規模
5棟の施設全体の敷地面積は約72,000㎡、延べ床面積は約851,000㎡と途方もないスケールの規模となり、東京都心でも最大級の再開発計画です。高層棟はそれぞれ地上30階〜45階の規模となります。


▼完成・開業時期
すべての施設が一斉に2024年度の完成を予定している事で地域に与えるインパクトはとても大きく、東京都の生産性や需要を上げる一因になりそうです。


▼外観イメージ
超高層棟は幅のある巨大な建物となりそうですが、分節されたボリュームや風の道を確保することで、規模に比べて圧迫感を感じにくい設計となっています。

曲線が多用されており、どことなく日比谷にオープンした東京ミッドタウン日比谷のデザインに近いと思いました。


▼山手線新駅前の広場と再開発ビル低層部
山手線、京浜東北線の新駅前は広大な歩行者広場が設けられ、商業施設などの賑わいの空間が創出されそうです。

デッキや植栽がいたるところに伸びた、近未来的で歩行者ファーストな空間となりそうです。


▼広場と再開発ビルの低層部のイメージ
低層部も曲線を多用したデザインで、ヒューマンスケールの居心地の良い空間が生まれそうです。

日本の駅前には広大な歩行者広場のある駅が少なく、近未来の日本の駅前空間のモデルケースとなりそうです。


【駅前周辺再開発の計画概要】
用途 オフィス、商業施設、ホテル、住宅、コンベンション施設、
ビジネス支援施設、生活支援施設、文化想像施設、教育施設等
延床面積 約851,000㎡(施設全体)
階数 1街区45階、2街区6階、3街区31階、4街区30階
高さ 1街区173m、2街区45m、3街区167m、4街区164m
完成予定時期 2024年度


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インフラ整備】
品川周辺の再開発や東京〜名古屋間のリニア開発により、人々の行動範囲が広がる事で地方創生につながりそうですね。