【新国立競技場】
今から56年前に開催された東京1964大会のオリンピックスタジアムであった国立競技場が、2020年までに新しい競技場に生まれ変わります。
東京2020大会では、開・閉会式のほか、陸上競技やサッカーが行われます。大会後は各種スポーツ・文化関連イベントに使用される予定です。
本競技場は文部科学省所管の独立行政法人、日本スポーツ振興センター(JSC)が運営主体で、施設所有権も持っています。
2019年12月21日に施設の開場式(オープニングイベント)を開催すると共に、日本スポーツ振興センターより2019年7月3日に開場後の名称が『国立競技場』となることが発表されました。
オープニングイベントでは、陸上男子短距離の世界記録保持者で男子100メートルでは9秒58、200メートルでは19秒19の驚異的な世界新記録を連発したウサイン・ボルトさんや陸上男子100メートルで日本初の9秒台をマークした桐生祥秀選手(日本生命)らがリレー形式の対抗戦に参加そうです。
障害や性別、国籍を問わず同じレースで競うことをコンセプトとし、女子選手や国内外のパラリンピック選手も登場。米国、フランスとも中継を結び、国外の競技場でもレースを行う計画だそうです。
収容人数
オリンピック 開会式・閉会式、陸上(トラック)
サッカー:68,000
パラリンピック 開会式・閉会式、陸上:68,000
新国立競技場完成までのスケジュール
第Ⅰ期事業
基本設計・実施設計:2016年1月29日~2017年1月31日
第Ⅱ期事業
新国立競技場整備スケジュール(2016年12月本体着工~2019年11月末完成予定)
新国立競技場建設完成(2019年11月30日)
工事費:1569億円
【経済効果】
2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場について、東京都の当時の舛添要一知事は、工事期間と完成後50年間で全国に約1兆4千億円、都内に約7千億円の経済波及効果があるとの試算を初めて明らかにしました。
効果の内訳は、整備費や材料調達などが約3700億円(うち都内分約2500億円)▽完成後の維持管理費などが約3400億円(同約2600億円)▽来場者の交通費などが約6700億円(同約2100億円)としています。
都は総工費など395億円を負担することで国と合意している。舛添知事は試算などを根拠に「都民に大きな便益があることは明らか」と述べ、負担に理解を求めていました。
参照:産経biz
【アクセス】
通常時のアクセス情報
JR総武線「千駄ヶ谷駅」「信濃町駅」下車徒歩約5分
都営大江戸線「国立競技場駅」下車徒歩約1分
東京メトロ銀座線「外苑前」下車徒歩約15分
都営バス 早81「渋谷駅」から乗車、「千駄ヶ谷駅前」下車徒歩約5分
都営バス 黒77「目黒駅」から乗車、「千駄ヶ谷駅前」下車徒歩約5分
ハチ公バス 神宮の杜ルート「渋谷駅」から乗車、「千駄ヶ谷駅(東京体育館)」下車徒歩約1分
公共交通機関をご利用くださいとの事です。
大会時のアクセス情報
JR総武線「信濃町駅」「千駄ヶ谷駅」下車徒歩
東京メトロ半蔵門線、都営大江戸線「青山一丁目駅」下車徒歩
東京メトロ副都心線「北参道駅」下車徒歩
東京メトロ銀座線「外苑前駅」下車徒歩
都営大江戸線「国立競技場駅」下車徒歩
公共交通機関をご利用ください。
駅は追加・変更の可能性があります。
アクセシブルルートは「信濃町駅」「千駄ヶ谷駅」「青山一丁目駅」「外苑前駅」「国立競技場駅」の利用を想定しています。
注意事項
大会時には公共交通機関が混雑し、乗換案内の検索結果以上の所要時間を要することが見込まれます。また、駅から会場までの移動にも時間を要することが見込まれますので、余裕をもったスケジュールが必要になります。
大会時は、通常の交通ルートとは違うルートの使用をお願いする可能性があります。
参照:公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
【オリンピックの意義】
第4回ロンドンオリンピック(1908)の陸上競技では、アメリカとイギリスとの対立が絶え間なく起こり、両国民の感情のもつれは収拾できないほどに悪化していました。
その時に行われた教会のミサで、
「このオリンピックで重要なことは、勝利することより、むしろ参加することであろう」というメッセージが語られました。
このメッセージを、当時のIOC会長のクーベルタンがとりあげ、次のように述べました。
「勝つことではなく、参加することに意義があるとは、至言である。人生において重要なことは、成功することではなく、努力することである。根本的なことは、征服したかどうかにあるのではなく、よく戦ったかどうかにある。」
参照:「近代オリンピック100年の歩み」(ベースボールマガジン社)
先日行われたラグビーワールドカップでは優勝した南アフリカと残念ながら一次リーグや準々決勝以降に敗れた国とに分かれました。世界を巻き込んで感動した事と思います。
今回のオリンピックは幸いにも日本で行われ真近で熱量も感じられる為、注目したいと思います。
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