【虎ノ門再開発】
UR都市機構(本社:横浜市中区/理事長:中島 正弘)と東京メトロ(本社:東京都台東区/代表取締役社長:山村 明義)は、2020年夏前の開業を目指し、2016年2月から設置工事を進めている東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」について、2020年6月6日(土)に開業することが決定されました。
「虎ノ門ヒルズ駅」は、 日比谷線霞ケ関~神谷町駅間、 国道1号と環状第2号線の交差点付近に位置し、 1964年に日比谷線が全線開業して以来、 約56年ぶりに新たな駅として誕生いたします。相対式2面ホームで、 各ホームに出入口(地上行き)を1箇所設置するほか、 中目黒方面行きホームにつながる地下歩行者通路により、 周辺再開発ビルやバスターミナルに接続するとともに、 銀座線虎ノ門駅との乗換えも可能になることで、 交通結節機能の強化が図られます。
今回の開業は2020年夏に開催される国際的なスポーツ大会に向けて開業するもので、 引き続き最終完成を目指し、 UR都市機構が事業主体、 東京メトロが設計・工事受託者の役割分担のもと、 関係機関及び周辺再開発事業との連携・調整を図りながら、 整備を進めてまいります。 最終完成時は、 地下2階で隣接する再開発事業で整備される駅広場とつながり、 地上と地下をスムーズに行き来できる「まちと一体となった新たな駅」を目指しているそうです。
東京都港区虎ノ門一丁目
★霞ケ関駅から約800m、 神谷町から約500mに位置します。
★開業時点で銀座線虎ノ門駅との乗換駅となります。
(乗換距離は約435m、 徒歩約7分・最終完成時)
駅ナンバリングは「G07」から「H06」に変更となります。
虎ノ門駅現在の利用状況は2018年(平成30年)度の1日平均乗降人員が115,957人。
東京メトロ全130駅中34位。
きっぷ売り場は計3カ所に設置され、改札口は全19台。
参照:PR TIME
地下歩行者通路は周辺で再開発中のビルやバスターミナルのほか、銀座線「虎ノ門駅」へとつながり、周辺施設や乗り換えを利用するユーザーの利便性に配慮した作りとなるそうです。
東京メトロは今回の開業日決定について、2020年夏に開催される「国際的なスポーツ大会」を視野に入れた先行オープンのような位置づけで考えており、今後も最終的な完成を目指して工事が進めていくとしています。
新駅は、日比谷線の霞が関―神谷町間(約1.3キロ・メートル)の中間地点に開設予定で、2014年6月に開業した複合ビル「虎ノ門ヒルズ」の西側になります。虎ノ門ヒルズの隣接地では、東京都がバスターミナルを建設する予定で、これにより湾岸エリアのオリンピック会場をBRT(バス高速輸送システム)で結ぶ計画です。また虎ノ門地区には「オリンピック道路」と呼ばれる環状2号線(通称:マッカーサー道路)が通っており、周辺に複数の再開発事業も予定されていることから、新駅はビジネス街の核にもなると見込まれています。
この新駅開設は、東京都が10月10日に決定した「環状二号線新橋・虎ノ門周辺地区整備計画」に基づくもので、都市再生機構が実施主体となり、東京メトロが新駅の設計、工事、開設後の運営を手がけます。総事業費は約240億円の見込みで、75%程度を周辺の開発事業を進める民間企業が中心となって負担し、残りを主に東京都が負担する見込みです。
またこの新駅開設は東京都の国家戦略特区提案や10月1日に政府主導で行われた第1回東京圏国家戦略特別区域会議の内容を踏まえており、特区となっている虎ノ門地区の国際的なビジネスや交流拠点としての整備および交通結束機能の強化を目指すものと位置づけられております。
虎ノ門地区においては、2014年のマッカーサー道路(新虎通り)の開通、虎ノ門ヒルズの開業に続き、ホテルオークラ本館の建替え、虎ノ門2丁目地区における超高層ビル2棟の建設、虎ノ門パストラル跡地でのツインタワー建設等の大規模な再開発が予定されており、2020年の東京オリンピックを目前の大きな通過点として、この新駅の開設がこの地区を大きく発展させてゆくことでしょう。
PLAZA HOMES参照
【港区再開発】
日本の首都で56年ぶりに開催されるオリンピックの象徴的な道路として期待されています。虎ノ門ヒルズ駅やマッカーサー道路など長期的な街つくりをする事で周辺の資産価値や需要が高くなる事が予想されそうですね。
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