名優レオナルド・ディカプリオを主演に迎え、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』アレハンドロ・G・イニャリトゥが監督・脚本・製作を務めた大作『レヴェナント:蘇えりし者』。いまだかつてない製作費をかけて大自然が猛威をふるう極寒の地で自然光のみを使った9ヵ月間のロケ撮影を敢行した本作は4月22日(金)日本公開される。この度、本作のポスター画像と特別映像が到着し、ディカプリオ演じるヒュー・グラスの父親としての姿が明らかになった。
https://youtu.be/7Gl1VRg49yM
舞台は19世紀アメリカの広大な未開拓の荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ置き去りにされてしまうばかりか、愛する息子を殺されてしまう...。「生きる」という純然たる意志だけを武器に、グラスは大自然の脅威なか、厳しい冬の寒さに耐え、交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わし、フィッツジェラルドに復讐を果たすため、約300キロの容赦ない旅を生き延びなければならない。
アカデミー賞2年連続受賞に期待がかかるイニャリトゥ監督は、「父と息子の愛を丁寧に描いた。それが本作の核となっている」と明かす。その言葉を裏付けるように、到着したポスターでは、小さな息子を愛おしそうに抱くディカプリオ演じるヒュー・グラスの姿が印象的に描かれる。一変して、映像では「息子を殺した奴らに絶対に復讐する」と語る強い眼差しから、息子を失い、強い復讐心を抱いていることが分かる。ヒュー・グラスを演じたディカプリオは「父を息子の絆は、とても強い力で彼を突き動かす」と懐述する。瀕死の重傷を負ったまま置き去りにされながらも、生きることへの執着は、自身を置き去りにされたことではなく、息子への愛情から生まれた感情だったのだ。
「追求したのは、生き残ろうとする本能の一番奥にあるものを見つけ出すことだった」とグラスの役作りについて語るディカプリオ。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ブラッド・ダイヤモンド』『アビエイター』『ギルバート・グレイプ』でアカデミー賞に4度ノミネートを果たすも未だ無冠の彼は、単なる演技を超越した魂の熱演を見せ、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞をはじめ数々の映画賞で主演男優賞を受賞した本作で、悲願のオスカー獲得を狙う。
日本では、ディカプリオを応援するファンたちの間で "Twitterでレオのオスカー受賞を応援しよう!"キャンペーンが実施されており、「本作のレオの演技を正当に評価しなくっちゃ!」「今回こそは獲ってほしいよなぁ それに値する人だと思うよ!」などと 、「#レオにオスカーを」というハッシュタグ付きの応援メッセージが続々投稿されている。
臨場感を極めた圧倒的なスケールの映像と、ディカプリオの鬼気迫る演技。唯一無二の鮮烈かつ壮大な映画体験は、今後も世界中を賑わすことは間違いない。
(C)2016 Twentieth Century Fox
映画『レヴェナント:蘇えりし者』は2016年4月22日TOHOシネマズ日劇他全国ロードショー
■参照リンク
映画『レヴェナント:蘇えりし者』公式サイト
foxmovies-jp.com/revenant/
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