総合格闘技の試合でつなぎ技としてプロレス技が登場することは多々あるが、あのプロレス技「ロック・ボトム」でKOするというMMA史上初となる珍事が大きな話題となっている。
ザ・ロックの必殺技「ロック・ボトム」。日本でいうと"裏投げ"に近い技で、相手の首を抱えながら持ち上げ叩きつけるもの。プロレスのフィニッシュ・ムーブとしてのインパクトは絶大だ。今回、この技で相手を倒してしまったのがルイス・ベタオ・ノゲイラ。日本のパンクラスにおけるvs馬場勇気の試合で、テイクダウン中に全体重が掛かり、背中を強打した馬場が動けなくなり、レフィリーが試合をストップした。
映像から判断する限り、馬場が受け身を取り損ねたようにも見え、レフィリーのとっさの判断が正しいのは明白。「ロック・ボトム」が総合格闘技の決まり手になったのは史上初との指摘もあり、海外でも大きく話題を呼んでいる。
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