9月26日に放送されたMBSのラジオ番組『ヤングタウン土曜日』で、明石家さんまが、タモリの仕事への姿勢について語り、話題となっている。
あるリスナーからのメールで、タモリが司会を務める『ミュージックステーション』が放送開始から30周年を迎えた際に長く番組を続ける秘訣としてタモリは、「反省しない、頑張らない。同じ状況は二度とないんだから反省なんかしてもストレス溜まるだけ。頑張ると、観てる人が暑苦しくなってくるから、長く続かないね」と語ったという。
「これはタモリさんらしい。タモリさんが常々言ってることで。俺たちには出来ないこと」と語るさんまは、続けて「『舞台に出てる人間と舞台に出ていない人間の違いや』という話やねんけども、本当に、タモリさんって・・・。俺『いいとも』も一週間司会したこともあるんですけど、前のコーナーが悪かったら、次のコーナーまで引きずってしまうんですよ、どうしても。でもタモリさんって、前のコーナーがグダグダで、CMに入ったら次普通に始められるんですよ!」とその引きずらない姿勢が凄いと語り、「俺なんか、横にいてて『えええっ!?よう、こんな進められるな』って思うねんけども、その違いがある」と身近で感じたと語る。
そして、「だから『頑張ったら暑苦しい、長く続かない』っていうねんけど。俺なんか、物凄く暑苦しい芸人の方やけど、長続きしてるもんね(笑)」と自画自賛しながらも、「たまに所さんとタモリさんは羨ましい時がある。『ようこれだけ力が抜けるな~』っていう。俺たちはでけへんねん。俺とたけしさんは逆にでけへんねん」と自分はビートたけしと同じタイプだと語った。
「(自分とビートたけしは)どっちとも舞台に出てたからね、若い時。芸人として育ってきたのと、芸人じゃなく育ってきたお笑いタレントさんとの違いがここで出んねん。『よう、こんだけ抜けるな』ってくらい、感心するときはありますね」と語るさんま。ネット上では、「これはかなり深い話」「さんまさんが羨ましいと思うとは!タモさんも凄い!」「どっちのタイプでもお笑いレジェンドに変わりないしね」と様々な声が上がっている。
■参照リンク
『ヤングタウン土曜日』公式サイト(MBSラジオにて毎週土曜日夜22時~放送)
http://www.mbs1179.com/yando/
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