見ず知らずの人と一緒に"共同作業"をすることで、コーヒーが無料で楽しめるプロジェクトが登場した。
https://www.youtube.com/watch?v=s6liGluRidA
これはネスカフェのドイツ法人の企画「インスタント・コネクション」。ある夜、ベルリンの街の横断歩道に2台のマシンが設置される。これは、横断歩道でそれぞれ通行人が互いを認識し、「一緒に押して」と書かれたボタンを同時に押すとコーヒーマシンに早変わりするという仕掛けなのだ。
そして次の朝。それぞれ仕事場や学校などに急ぐ、せわしない朝の風景。するとスマホに夢中になっていた1人の女性がマシンに目を留めた。いぶかしげにマシンのスクリーンに見入る女性。その反対側では、中年の紳士がやはり同じくマシンの存在に気づいていた。
道路を挟んで互いの姿をみとめ、照れながらも手を振る2人。そしてボタンを押すと、マシンが開き、カップにコーヒーが注がれた。
眠気をすっかり吹き飛ばしてくれるような嬉しいハプニングに、歩道の真ん中で笑みや言葉を交わす2人。その後も同じ方法で、たくさんの見知らぬ人々がコーヒーをきっかけに、あいさつを交わしていった。
結果、この1日だけで318杯のコーヒーとちょっとした交流が誕生。ハイファイブや手振り、笑顔、そして会話などで新たなつながりを喜んでいた。
見ず知らずの人と、ちょっとした共同作業を通じて交流する企画はネスカフェだけではなく、昨年はコカ・コーラのふたを一緒に開ける"Friendly Twist"プロジェクトが話題を集めた。
【参照リンク】
・NESCAFÉ Instant Connections - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=s6liGluRidA
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