夜間の交通事故の解決策になりそうな、シンプルかつ画期的なアイテムが南アフリカで誕生した。
https://www.youtube.com/watch?v=ZSAXXSfga-g
動画は「南アフリカのタウンシップ(居住区)。電気があまり普及していない薄暗い道では毎晩5人がバーや食堂から歩いて帰る途中に車にはねられ、命を落としている」というショッキングなナレーションで始まる。事故が起きるのは、暗闇の中を走る車からは歩行者が見えないからだ、と。
「お酒で楽しんだ後の悲劇を防ぎたい」との思いで、同国の大手酒類販売会社<Edward Snell>が考え出したのは、ビールやウォッカなどのアルコール類を出す時に敷く特製コースター。"Reflector Protector(反射式プロテクター)"と名付けられた特製コースターは、表に使用方法が書かれていて、裏側がシール式の反射板になっている。バーや食堂でお酒を飲んだ人はコースターの片面をめくり、シールの要領で衣服に貼り付けるだけでいいのだ。
"Reflector Protector"を貼り付けた状態で歩行者が暗い道を通ると、車のライトが当たってすぐにこれを認識。かなり目立つので、車も避けて通れるという具合だ。これまでは車が15メール以内でやっと歩行者に気づいていたのが、"Reflector Protector"では150メートル離れたところで早くも認識できる。視認性が900%(!)も高まるのに対し、車にはねられる危険性は85%も減るというスグレモノだ。
実に手軽で、効果抜群の"Reflector Protector"。ネットでも「これはいいアイデアだ」と称賛の声が寄せられている。
【参照リンク】
・Edward Snell Reflector Protector
https://www.youtube.com/watch?v=ZSAXXSfga-g
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