あろえ のコメント

日本刀は”折れず”に”良く切れる”が売りです。
確かに曲がりはいたしますが、そう簡単には折れません。
バネの原理でくの字に曲がった刀が翌日にはほぼ真っ直ぐに直っていたという逸話もあります。
また、太刀や、同田貫と言った一部の打刀など、肉厚で重く頑丈なものもあり。
それらには兜割りの逸話もございますので、日本刀=柔いとは一概には言えません。


当時と同じレベルでと言うならば、直剣などはそれこそ製法も金属の質も悪く。
時代にもよりますが短めの鉄板を熱して長く打ち繋げたもの、良くて鋳溶かした鉄を型に流して荒研ぎしたものが主流で。
それらは非常に折れやすく、古い直剣が当時のままの形で残っている事が稀なほど粗悪な作りの武器でした。
ブロードソードは刺突長剣が主流になりつつある時代に、それら細剣を叩き折る用途で作られたそれなりに新しい種類の武器で、相応の堅牢さはありますが。


西洋で言えば中世ヨーロッパよりも古代ローマの方が刀剣の質は良く。
グラディウスなどは、日本刀と同じく硬鉄と柔鉄の多層構造でつくられておりました。
それらは切れ味も鋭く、油まみれの状態であっても豚肉をすっぱりと切り裂いたそうです。
競うならばこちらの方が面白そうです。
古代ローマぱないの!

No.62 112ヶ月前

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