『TBSテレビ60周年特別企画』として現在放送中の佐藤健主演の人気ドラマ『天皇の料理番』。既に第8話までの物語が放送され、いよいよ佳境へと入っていくが、そうした中、佐藤健演じる主人公・秋山篤蔵と彼と縁の深い二人が見せた涙の名場面が、あまりに感動的すぎて泣けると、視聴者の間で話題となっている。
まずは篤蔵の華族会館時代からの友・松井新太郎(桐谷健太)。6月14日放送の第8話で篤蔵は、天皇陛下の料理番となることを決め、日本への帰国を決意。将来を誓い合ったフランス人美女・フランソワーズとの突然の別離などから、その帰国を躊躇った篤蔵であるが、そんな彼に対して新太郎は、フランソワーズとの思い出を描いたスケッチブックを手渡した後でハッパをかける。そして、「おいらが一番帰って欲しくないさ。けどおいら日本人だから。最高のコックを天皇陛下にお渡ししなくちゃなんないんだよ!」泣き笑いしながら語り、「がんはれよ!料理番!アビエント!」と言い残すと笑顔で走り去った。
その後、日本に帰った篤三は、実家に帰省。誰よりもその成功を待ち望んでいた病床の兄・周太郎(鈴木亮平)に対して、自分が晴れて天皇の料理番となることを報告。感極まって、熱い抱擁をしようとしたところ、周太郎は、結核が感染することを警戒して自ら身をかわし、「アホ言え。ほんな大切な体のやつにうつすわけいかへんわ」と、障子戸にしがみつきつつ、嬉し泣きを見せた。
こうした二人の男と篤三が見せた涙の名場面に、ネット上の視聴者からは「めっちゃ泣ける...男の友情ってアツすぎるわ」「周太郎兄ちゃん...」「すげえ演技。思わずトイレ行くのも忘れたくらいだわ」と惜し みない称賛の声が。予告編を見る限り、次回、第9話は、さらなる波乱が待ち受けてそうな気配であるだけに、同ドラマのファンにとっては、その放送が実に待ち遠しいところだ。
https://youtu.be/jXklGV7WMKE
文・福原優也
■参照リンク
Negicco 公式サイト
http://www.tbs.co.jp/tenno_no_ryoriban/
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