最近、悪用される事件が後を絶たないドローンカメラ。アメリカでは自宅の敷地内に侵入したドローンを散弾銃で撃ち落とす人まで出てきた。
https://youtu.be/KPZSgiUF2-A
とある家の敷地内に侵入し、庭や邸宅を撮影するドローンカメラ。すると玄関から男性が飛び出し、ドローンに向かって散弾銃を構える。その後ドローンはさらに高度を上げたが、一発で仕留められてしまった。
ドローンを撃ち落としたのは、南カリフォルニア州に住むラリーさん。彼は最近、オーガニックのレモンビジネスを立ち上げようとネットで寄付を募り、自宅前にはそれを知らせる看板も立てていたのだが、「目障りな看板を撤去しなければ、プライバシーを侵害してやる」との匿名電話がかかってきたという。
彼は<Inside Edition>の取材に対し、「(自宅に侵入したドローンは、脅迫してきた)近隣住民のものだと思う」と主張。彼がドローンを撃ち落とした時、誰かが叫ぶ声が聞こえたそうだが、犯人を特定できず、警察には通報していないという。
とはいうものの、ラリーさんが寄付を募るページのドローン映像が今回の映像と似ているのは気になるところ。そのため取材では「ドローンは所有していないんですか?」「自分で飛ばしたドローンを撃った、ってことはないですよね?(=まさか、自作自演じゃないですよね?)」と追及したが、ラリーさんは「それはない」と即答。ちなみに、ドローンを追いかけるラリーさんを背後から撮影していたのは、一緒にいた友人だという。
ネットでは「ステマ臭がする」「間違いなくヤラセだと思う」「売名行為だな」と、懐疑的な声も多い。
【参照リンク】
・http://www.insideedition.com/
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