1月28日に発売されるももいろクローバーZとKISSのコラボシングル『夢の浮世に咲いてみな』のミュージックビデオがフルバージョンで公開された。すでに映像の一部が公開され、KISSの楽曲で日本のアイドルグループがヴォーカルを担う異色企画に、海外のKISSファンからも様々な意見が寄せられている。
今回公開されたのはももクロのヴァージョン。KISSの公式FacebookなどでフルのMVを見た感想の多くは「素晴らしい!」「結構いいね」「アニメ版のKISSはクールだな」「聴くけば聴くほど良くなって来た」など好意的。
KISSの昔ながらのファンの中には、「昔のKISSが恋しいよ。ロックンロールしてたKISSが」「こいつは駄目だ、もっとKISSはロックンロールでハードなロックバンドなんだ。残念だ」など"受け入れ難い"という人もいるが、「KISSは常に成長してるけど、ファンが変わってないだけ」という意見、さらには「子供たちと歌うのが成長といえるのか?」など、ファン同士でややケンカになる場面も。
KISSファンの大きな不満の中には「日本語で歌っているので良く判らない」というのが根底にあるようだ。「KISSはこの曲の英語ヴァージョンを出すだろ、そっちに期待したい」という声もあり、やはり多くの生粋のファンとしては、KISSプロデュースの楽曲というよりKISSのパフォーマンスに興味があるのは仕方が無いことだろう。とはいえ中には「でも日本で人気を高める方法という意味では(このコラボ)効果的だよ。ポールとジーンが歌うデュエットが聴きたいけど、俺はこれ嫌いじゃないぞ」と大人の意見もある。
ロック界のレジェンドと、日本のアイドルグループ。ふつうだったら絶対に関わる事の無いコラボレーションという意味では、ももクロファン、KISSファン双方で、このスペシャルな企画の楽しみ方を見つけるのが正しい在り方かもしれない。
【動画】http://youtu.be/ivJZljEostE
■参照リンク
夢の浮世に咲いてみな/ももいろクローバーZ vs KISS
http://youtu.be/ivJZljEostE
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