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ドイツで放映された牛乳のCMが「尋常じゃない」と話題だ。オペラチックな音楽が流れる中、聖母マリアを思わせるようないでたちの女性と赤ん坊。女性は授乳中のようだが、これだけで牛乳のCMだとわかる人はそういないだろう。

だが次の瞬間、赤ん坊の泣き声と共に、母親らしき女性が「ガクン」と前のめりに。電池切れで止まった機械のように、微動だにしない。赤ん坊はただ泣きじゃくるだけ。
そこへ現れる1人の男。左は黒、右は白の靴下に、聖職者が着るような衣装(しかもヒザ上丈)と、これまた斬新な姿だ。そして男は"母親"の背中を鍵で開け、詰め替え用の哺乳瓶を入れた...!

母親が授乳を再開し、喜ぶ赤ん坊。最後には牛乳を飲む美女が低い声で「モウ(MOW)」と、牛の泣き声をつぶやくシーンでCMは終わった。

https://www.youtube.com/watch?v=nEBimHxBIJU


途中までは「何のCMなんだろう?」とモヤモヤ感がぬぐえない視聴者に、やや遠回しながら「牛乳を飲まないと、元気が出ないよ」的なことを伝えたこのCM。だが視聴者からは

「これは一体...」
「"いいモノ"を見せてもらったのかな、俺?」
「ドイツ人の思考回路ってw」
「まあ、悪くはないよね」
「牛乳が飲みたくなるってことでOK?」
「僕はどちらかというと、彼女の牛乳が(ry」
「なかなか面白いCMだよね?」

と戸惑いの声が後を絶たない。

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