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いつの時代でもイノベーションを起こした人は偉い!日本サッカーのパイオニアの一人、セルジオ越後氏、今では日本代表のご意見番として「試合終了後に文句を言う人」という認識の若い人もいるかもしれないが、彼が世界のサッカーを変えた技の一「エラシコ」の発明者ということは、世界中で知られていることだ。


イギリスの新聞「The Guardian」が、先日のインテルとユベントスのイタリア・ダービーでのポール・ポグバのゴール前のエラシコを軸に、その技の歴史を紹介。「エラシコ」といえば、足の外側でボールを軽く押し出し、その足の内側で逆側に切り返すというフェイント。「輪ゴム」が語源だが、足に輪ゴムが付いているような動作からその名が付いたそうだ。

特集では70年代のブラジル代表、リヴェリーノの素晴らしいテクニックと共に、コリンチャンス時代の同僚であるセルジオ越後からこの技を学んだと語ったコメントを掲載。1964年に越後はこの新しい技で相手チームを翻弄した。リヴェリーノはこの技に感動してコツと教えて貰ったという。

「彼がエラシコを発明して、俺が発展させた」と語る通り、世界中にこの技が広まったのはリヴェリーノによるもの。その後ロナウジーニョなどセレソンのレジェンドたちにこのテクニックが継承されて行くことを考えると、改めてセルジオ越後、辛口とはいえ「言うだけあるわ」と実感するエピソードである。

■参照リンク
・Paul Pogba, Rivellino and a short history of the elastico
http://www.theguardian.com/football/2015/jan/07/paul-pogba-rivellino-and-a-short-history-of-the-elastico
・セルジオ越後 公式サイト
http://www.sergio-echigo.com/

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