新年早々にチキンナゲットに関する異物混入騒動で揺れるマクドナルドは、1月5日、12月中旬より「Sサイズ」のみの提供となっていたマックフライポテトについて、同日の午前10時30分から、制限を解除し、全サイズの提供を再開したことを発表した。
この販売制限は、今夏からアメリカ西海岸で発生している港湾労使交渉の影響により、同製品の原材料となっているポテトの調達が難航していたことを受けて、去る12月17日からとられていた措置で、現在もなお、原因となった労使交渉そのものは継続中であるが、同社が航空便や東海岸からの船便など、緊急対策をとったことで事態が緩和。今回の制限解除にこぎつけたのだという。
しかし、この「全サイズ提供開始」の報についても、それを知ったネット上のユーザーからはバッサリ。「おせーよ」「ポテトと入れ替わりでナゲットが駄目になるとはねw」「完全に呪われてるよなwww」といった実に手厳しい声が巻き起こっている。
一難去ってまた一難。前代未聞の「ポテト危機」からようやく脱したマクドナルドだが、周知の通り、今度はそれと入れ替わるように、チキンナゲットへの異物混入騒動が勃発。文字通り、再起をかけて臨んだ2015年、果たしてこの窮地を脱することができるのか、同社の対応に世間の注目が集まっている。
文・山田浩一
■参照リンク
http://www.mcdonalds.co.jp/news/150105.html
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