年明け6日から新メニューを投入するなど、昨年から続く業績不振をものともせずに、2015年の巻き返しをはかるマクドナルドだが、そんな同社にとって、新年早々なんとも頭の痛いニュースが舞い込んできた。
東奥日報などが報じたところによると、1月4日、青森県三沢市のマクドナルド三沢店において、販売したチキンナゲットの中に異物が混入していたことが明らかとなった。このナゲットは、1月3日の夜に販売されたもので、購入者の男性(25)が複数入っているナゲットの1つを口にした際に、違和感のようなものを感じ て調べてみると、数センチのビニール片のようなものが混入されていることを発見したという。同社では男性に代金を返金し、謝罪したが、原因については現在のところ明らかとなっていない。
同社のチキンナゲットと言えば、昨年、中国産鶏肉事件で大きくそのイメージを落としたことが記憶に新しく、そのため、現在ネット上からは厳しい批判が相次いでいる。同社によると今回のナゲットは中国産ではなく、タイの工場で一次加工したものとのことだが、年明け早々に起きた問題だけに、同社にとっては実に頭の痛い事態と言えそうだ。
文・今岡憲広
■参照リンク
マクドナルド公式サイト
http://www.mcdonalds.co.jp/
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